客層の秘密

Gが「春休み」中で、1週間、共に過ごしている。 はい。 言葉通り、四六時中、一緒。 我ながら「よくけんかにならないな」と感心する、自分自身に。 もしかしたら、Gの絶え間ない努力によって、この穏やかな関係が維持できているのかもしれないけれど。 今日は散歩がてらヘウンデの海辺に出て、帰りにはPascucciで時間を過ごした。 Pascucciはフランチャイズのカフェだけれど、ここのクロワッサンはスタバのそれよりもおいしい。 それにベーグルを注文すると、トースターだかオーブンだかでサクサクに焼いてくれて、こちらもスタバのそれよりもおいしい。 Gは仕事が休み期間だけれど、韓国の一般社会は平日なので、どこへ行っても空いていて得した気分。 今日、行ったPascucciは、回りの座っている人たちを見ると見事に30-40代の男性ばかり。 そのほとんどがラップトップやノートを持ち込んで、一人で仕事している。 カフェと言えば女性同士のおしゃべりの場、または若いカップルがインスタ用の写真を撮りまくるといった感じが多い中、ここはがらりと違う雰囲気で不思議な感じさえする。 なんだろうね。 何でここだけ客層がこんな感じなの? みな、30-40代の男性。 カジュアルな襟付きのシャツを着ていて、サラリーマンとは違うけれど、いかにも仕事していますという感じ。 1時間ほど座っていて、この客層には明白で決定的な理由があることに気がついた。 私ではなくて、Gが。 それは。 …

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釜ご飯

近所に、よく行くスンドゥブ専門店があったのだけれど、数か月前に閉店となっていた。 以前、ドラマのようなカップルを見かけたのもこの店。 飲食店は入れ替わりが激しい中、オーナーの息子さんと思われる兄弟がホールを担当されていたこの店は「老舗」といった感じで、タクシーの運転手さんも良く食べに来ていたようだ。 おかずも質素でスンドゥブチゲも素朴な味で、街の定食屋さんという雰囲気が大好きだった。 兄弟のどちらかが店番を担当していた。 まじめで実直そうな優し気な「お兄さん」と、陽気で人の良さそうな「弟さん」。 私の勝手な想像。 その時々で、お兄さんが店番をしていたり、弟さんが店番をしていたり。 私とGがこの店に行くときは、スンドゥブを二つにご飯は一つだけ、注文していた。 石釜に熱々で出てくるご飯は二人前では量が多く、石釜一つ分のご飯半分で私もGもちょうど良い量だったから。 実直そうなお兄さんは、私たちのことを覚えててくれて、店に行くと「ご飯一つですね。」と、何も言わなくても気を利かせてくれた。 そしてスンドゥブチゲに入っている小エビの量を多くしてくれているようだった。 私たちにそう言ってくれたわけではないけれど、厨房に向かって「エビの量を多くしてあげて」と言っているのが聞こえて、何だか優しい人だな、と。 その日は陽気な弟さんが店番をしている日だったのだけれど、いつもの通りご飯を一つだけもらい、いつものように食事を終え、私は先に外に出てGがお会計して出てくるのを待って…

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懐かしい漁村にたどり着いた!

Gとは、あっちこっちに良く散歩に出かけているが、Gの同僚が「このコースも良いよ」と教えてくれたのが。 「バスに乗って、ヒルトンホテルを通り過ぎて最初に海が見えたところのバス停で降りる。そこから散歩のコース」 情報はこれだけ。 言われた通り、バスに乗り、「あ、海!見えた!」というところで下車し、海沿いに歩き始めた。 ヘウンデとはがらりと雰囲気が異なるのどかな漁村。 いいなぁ、この雰囲気。 この、一番最後の写真は、キジャン海女村という、釜山の人たちの間では知る人ぞ知るスポットらしい。 海から採れたばかりの貝をその場で洗って生で食べられる、ずらりと並んだ屋台。 今回の散歩で初めて訪れた場所だと思っていたそこは、実は2年前に日本から友人とその娘ちゃんが遊びに来た時に、アワビがゆが食べたくてネットで検索してタクシーで立ち寄ったところだった。 目の前にいきなり広がった屋台の光景に「あ!前に来たことがある!」とデジャヴュのようによみがえったワタシの記憶。 もう2年も経ったのかなぁ。 あの時は、まさか旅行がこんなに難しいことになるとは夢にも思っていなかった。 たった2年。 思いもかけない偶然で、ちょっと感動して屋台の前で立ち尽くしている私に、四方から貝をさばいている女性たちから一斉に声がかかる。 おいしいよー。 うちにどうぞー。 こっちこっち。新鮮な貝をいっぱい盛ってあげるよー。 日曜日だったこともあるのか、屋台と海辺に並ぶ刺身食堂は、…

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サンタクロースが運転!

最近、何度かこういうクリスマス仕様のバスをみかけた。 クリスマスはあっという間に過ぎてしまったけれど、昨日もまだ走っていた。 運転手さんもサンタクロースの恰好をしていた。 「クリスマスはもう過ぎたのに、いまだに?」という声は置いといて。 いいね。 こういう楽しいイベントは。 公共バスがこんなふうに彩られて、運転手さんもサンタクロースだなんて。 通りを挟んだ向こう側を走っていたバスに手を振ってみたら、運転手さんは目が覚めるような真っ白な手袋をはめた手を窓から出して、思いっきり手を振ってくれた。 いいなぁ、こういうの。 応援クリックお願いします ブログランキング参加中 ブログランキング参加中

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週末の山登り

週末には、裏山へ山登り。 この山は、遊歩道が数えきれないぐらいに枝分かれしていて、奥が深い。 何度登っても楽しめる。 道が分かれている分、山登りを楽しむ人たちのコースも分散するからなのか、頂上に近づくほど人も少なく、静まり返った森の中をテクテクと。 KakaoTalk_20201213_163034991.mp4 この場所は標識に沿って、結構険しく細い山道をひたすら歩いているといきなり視界が開けたところ。 動画ではその迫力が十分に伝わらないけれど、言葉通り息をのむような圧巻の景色が目の前に広がった。 真正面に三角形に広がる、圧倒されるほどの大きな山肌と、そこに沈もうとしている太陽。 Gと二人で、「ひゃぁ」「わおー」「はあぁぁ」と言葉にならない感嘆のため息。 山登りは、癒しの時間。 木々の「気」が与えてくれる元気。 こんな素晴らしい自然の山が家のすぐ裏にある環境に感謝。 応援クリックお願いします ブログランキング参加中 ブログランキング参加中

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どんよりした週末

週末は雨も少し降って肌寒かったけれど、ちょっとでかけてみるかと、山歩きはあきらめて、地下鉄と軽電鉄を乗り継ぎ、あまり行かない空港寄りの金海方面へ。 考えてみれば、空港に行かなくなって久しいな。 向かったのは수로왕릉水路王陵。 どんよりした天気ではあったけれど、人もいなくて静かに歩いてみて回るには良い日だった。 王陵を出た後は、水辺を散歩したのだけれど、ヘウンデとはがらりと違う、街全体が市場のような。 野菜や魚やキムチや。 日常使いのサンダルが山のように積み上げられていたり、洋服が軒先に吊るして売られていたりで、韓国と言うよりも、バンコクを思い出すような街の雰囲気。 工場群が近くにあるからか、東南アジア系の外国人の方々もたくさん、街に繰り出していた。日曜日の午後だもんね。 同じ釜山でも、地域によって特徴があって、街を歩くのも楽しい。 応援クリックお願いします ブログランキング参加中 ブログランキング参加中

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