息子の変化

ジェイクはまだフィジーでテニスの日々。 今年はサッカーの遠征と重なって、テニスの練習もほとんど出来ないままフィジーに行ったけれど。 本人なりに頑張っているようだ。 ところで今年は彼にとって二度目のフィジー。 それ以外にも彼は、グァムに毎年遠征に行っているし、今年は日本と台湾へサッカーの遠征へも参加した。 それに友人親子と、パガンという無人島へ、釣り船で片道12時間という道のりを経て行った事もあったな。 確か3週間ぐらいの滞在だった。 このように。これだけ家族と離れて遠征や旅行に行くと言う経験を積んでいる彼。 どこかに行けば行ったきり、電話もないというのが今までの常だった。 いつも信頼できるコーチや、長年の知り合い家族が一緒だったりしていたので、連絡がないのは元気に楽しくやっている証拠と思っていたけれど。 今年のフィジーからは、毎日毎日、電話がかかってくるんだよね。 「今試合終わった。勝った。」「今、午前中の練習が終わったところ。電話代かかるから折り返し電話して。ガチャリ。」 こんな調子。 最初のうちは、大急ぎで国際電話のカードを買いに走り、「どう?大丈夫?ご飯しっかり食べてる?」などと母親として当然の反応だった私なのだけれど。 一日に二回もかけてくるとねぇ。毎日。 話す事も特段、ないのだ。 試合、勝ったの? あ、そう。ご飯食べてる? あ、そう。 で、かかってくるから、別に今話さなくてもいいような、「○○は来年からジェイクと同じ高校に移ってくるらしいよ。」とか、「うちは家族三人で今日、こ…

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ジェイクの夏。その一。

サッカーの東アジア選手権に参加していたサイパンのU15ボーイズ。 台湾での本選に臨む前に、コーチの計らいで日本のクラブチームとの練習試合までさせていただいた。 それにJリーグの試合を二つも観る機会も得て。 本当にラッキーな子達である。 クラブチームとの試合は散々な結果で、サッカーのスコアとは思えないぐらいの数字だった。 えーっとねぇ、0-18とか0-30とか。最後の練習試合はジェイク曰く、まぁまぁ、いけた。で、スコアは0-10だったそうです。くくく。 猛暑の中、練習試合に臨んでくれた日本のクラブチームのボーイズにもありがたい気持ち。 そして向かった台北。 台湾、香港、北朝鮮、マカオ、グァム、そしてサイパン。 最初の3戦のスコアは、0-18、0-15、0-22です。 そして4戦目は、グァムと、0-3。 おっ。頑張ったな。3点で抑えたのだ。ちなみに去年は、グァムに0-22で負けたのだそうだ。 それを考えると、かなり踏ん張った。 がんばったなぁみんな。ジーン。 子どもたちが台湾滞在中、現地から送られてくる限られた情報、試合の結果や子どもたちの様子などは、父兄たちに転送されてくるメールで知る。 インターネット事情はあまりよくなかったらしく、送られてくる情報は極限られていた。 私はやっぱりスコアは気になるので、台湾のヤフーで「東アジアU15サッカートーナメント」と思われる中国語の文字列をコピーペーストしたりして。 そうしたらあったあった。サイパンのコたちの写真もニュースに載ってて。 頑張ってる…

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テニスのこと。

この前あったテニストーナメント。 決勝まで勝ち進んだジェイクは、優勝を決めた。 今までにも何度か優勝のトロフィーを手にしたけれど、いくつあっても嬉しいものだね。 なかなか明るいニュースがないサイパンだけれど、子供達のイベントを通して元気をもらっていると感じる。 ところで。 このトーナメントは、負けてもまた、他のブラケットの敗者との試合がある。 そこで負けてもまた、同じように負けた選手同士の試合がある。 何が言いたいかと言うと、アロンの試合ですねぇ。笑 試合をやっては負け。負けてもまた試合。 そしてまた負けてまた試合。そしてまた負ける。 壁に張り出されている対戦表では、これでもかというほど、下へ、下へ下がって行って。 きゃはは。笑っちゃいけないけど。頑張れー。 負けて負けて、最後に対戦した相手は14歳の、テニスを初めてまだ間もない初心者。 この試合ぐらいは勝てるだろうと思ってたし、8ゲームプロセットで勝負が決まるこの試合で4−0までは順調に進んだ。よしよし。 が。 あららら。みるみる追いつかれ、5−3までに。 初心者の子を相手にかなり「必死に」戦って、8−5で辛うじて勝ったけど。 本人一生懸命やってるのにね。何で勝てないんだろう。 焦りとイライラで、珍しく試合中にラケットを投げて、怒りを爆発させたアロン。 同じ事をジェイクがやったら試合後には「スポーツマンシップとは。」と、説教をたれる私だけれど、アロンには「悔しいからしょうがないんだもんねーアロン。…

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彼の誕生日。15歳。

ジェイクの誕生日だったのです昨日。15歳になった。 今年の彼の、誕生日の要望は。 珍しく、韓国人の長年の友人二人だけを招待して家でお祝いすると言う。 彼が通う高校には、韓国人の学生もたくさんいる。 巷の韓国人社会では、その高校に韓国人があまりにも集中しているからという理由で、わざわざ別の高校へ行かせたり移ったりする家庭もあるほど。 それでもジェイクの回りには、韓国人の学生はあまりいなく、日ごろから不思議な感じはしている。 今日、15歳の誕生日に家に来てくれた二人のボーイズは、4歳の頃からの幼馴染。 サイパンで生まれた子達ではあるけれど、ジェイクを除く後の二人は、英語よりも韓国語が楽チンだという事で、それは私を感心させる。 ジェイクも、友人のうち、彼らといる時だけは韓国語で話すのだ。 いい感じ。その調子で韓国語、どんどんしゃべりなさい。 明け方3時まで語り明かし、ゲームで遊び、翌日は友人二人、それぞれ教会や塾の予定が入っていたにも関わらず、皆、キャンセル。 午後まで喋って笑って、映画を観に行ってお開きにした。 ジェイクの中学までの同級生も男の子二人でジェイクをいれて三羽烏だった。 韓国人の友人も、ジェイクを入れて三羽烏。 韓国人の血とでもいうよな絆を三人とも感じているようで、来てくれた二人のボーイズにもありがたく、彼らと15歳の誕生日を祝いたいと言い出したジェイクにも、感謝に似た気持ちがある。 ところで、息子のフェイスブックには、100を超える「ハッピーバースデイ」のコメントが残されてい…

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楽器

ジェイクが高校で取っているクラスの一つである、バンドのクラス。 楽器はサックスを選んだそうで、なぜサックスなのかは、知らない。 初めて家にこの楽器を嬉しそうに持ち帰ってきた日。 夕食を準備していると階下にある、彼の部屋から異様なブギャーッ(と聞こえた。)という音。 猫のチビが尻尾を踏まれて今までに出した事のない声で鳴いているのかと思ったよ。ブギャーッってね。 ぎょっとして包丁の手も止まったけれど。 これはジェイクがサックスを吹く音でした。くくく。

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コユビの話し。

アロンのギブス生活が始まって2週間が過ぎた。 利き手が使えないというのは不便ですねぇ。 ところで、小指の骨が折れてから、つまり兄貴とけんかした日から1週間後まで、病院に行かなかったアロン。 家族の誰もが、まさか骨折しているとは思わなかったのだ。 だって何度「痛くない?」と聞いても、「そんなに痛くない。」と言っていたので。本人が。 せいぜいつき指だろうとタカをくくって、グリグリとマッサージしたり、指を引っ張ってみたりしていたのだ。 折れていたと言うのにねぇ。今考えると可愛そうな事をした。 そして「何かおかしいよね」と思い始め、知り合いのドクターのクリニックへ。 指を見た、骨専門ではない先生、一目で、「これはほぼ確実に、折れてますよ。」 えぇぇぇっ!じゃ、どうなるんですか? I don't know。僕は骨専門の医師じゃないから。 レントゲンを撮って、今すぐ骨専門の先生の予約を取ってくれるという。 そしてまた別の病院で、骨専門の先生に診てもらったのが翌日。 この先生。 折れた状況の問診も触診も何もなく。 前日撮って私が持参したレントゲンの写真を見て。 「うん。折れてる。」 「じゃ、どういう処置をしていただけるんですか?」 ワイヤーで固定して1ヶ月ほど、右手は使えなくなるでしょう。 はぁ、そうですか。じゃ、それは出来るだけ早めにした方がいいんですよね?もうすでに1週間経ってしまったし。 いやいや、早めに言ってもね、たかが1週間で骨はつながるもんじゃないから、そんなに急ぐ事はない…

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