きたきた。やっちまった。

タイトル通り、やっちまった。

腰です。
思い起こせば2年半ほど前の、2018年の6月。
長男の大学卒業で、アメリカへ旅行する数日前に。
卒業式の前夜には、フォーマルなディナーパーティがあり、ドレスも用意したので、「こりゃちょっとダイエットしなきゃ」と、YouTubeを見ながらダンベルを持ってみたり、ちょっと体を動かした。

ちなみに、こういう動画。



はい。
動画の選択からして間違えていた。
今ならわかる。

それが息子の卒業式に向かう10日ほど前だった。
その時も痛くて歩くこともできず、座っていても痛いという状態で、14時間だかの、一人での飛行機の旅や、卒業式への参加もどーしよーどーしよーと不安でいっぱいだった。
息子の卒業式は、フットボールの試合も行われる大きな屋外競技場で、観客席は数十段の階段になっていた。
一段一段、どうにか席まで降り、上がる時には次男に後ろから支えてもらってどうにか上がったのだった。
そうやってどうにか、無事に卒業式を終えて帰ってきた。
あの時は、今考えれば「気が張っていた」のと「勢い」で乗り切ったと言える。

10日間ほどの滞在を終えて釜山に帰ってきてから、整形外科に行って腰に注射を打ってもらった。
生まれて初めての、腰への注射。
冗談抜きで死ぬかと思った。
想像されると恥ずかしいけど、いや、でも想像して見てほしい。
言われるままに、注射専門の医師とその助手のような人の前にうつぶせに横たわり、着ていた服と下着をずらしてお尻は半分出した状態なのだ。
腰に注射針が刺さる感触は、言葉で表現できる範囲を超えていた。
歯医者もそうだし、私は「痛み」に対して多少、大げさに反応する傾向があるのかもしれない。
痛みそのものに対してというよりも、これから痛みを味わうことに対して必要以上に身構える気持ちと恐怖心。
そういえば、30代の頃にタイマッサージを受けたのが原因で肩に激痛があり、鍼を打ってもらったことがあるけれど、その時にも体中に力が入りすぎていて、これでは鍼の効果は全くないでしょうと、その先生に笑われたことがある。
子どもを二人産んでおいて、痛みに敏感で、などと言うと笑われるかもしれないけれど。

昨年だったか、Gも腰を一度悪くして同じ注射を打ってもらったことがあったけれど、「何ともなかった」そうだ。私にしてみれば、あれが「何ともない」なんて。逆にGに「感覚異常」みたいなものがあるのではないかとさえ思う。

注射の液が足の方の神経にツゥーッと貫通するような感覚。
私はその二人の男性の前で、半分、オシリを出したまま、泣いた。
笑い事ではない。
私のあまりの大袈裟な痛がりぶりに、その医師があっけに取られている様子が、うつぶせの私にも伝わった。
「これでこんなに痛いなら、相当重症ですね」と慰め程度に言ってくれたけど、その声の感じは「どう見てもそこまで重症ではない」「大げさな痛がりようだ」と呆れ、あっけに取られているようだった。
痛みに悶えている私に「注射、もう一本残ってますけどどうしますか?」と冷静な声が刺さったけれど、「もう無理です」と伝え、言葉通り涙を流しながらその部屋から出た。

それが私の、生まれて初めての、ぎっくり腰体験。

二度目はこれまた偶然にも、去年の、アメリカから仁川へ向かう飛行機の中で「ぐきっ」となったのだった。

ダラス空港ですったもんだがあって、23キロを超えていたキャリーケースを手荷物検査の台に載せようと持ち上げたのがいけなかった。

その時も、コロナが広がる中で帰国した人たちと、空港職員の方たちはまだ混乱していて、その中の一人だった私は仁川から釜山の我が家までどうにか今日中に帰りつかねばと、気を張っていたのが幸いした。
どうにか家まで帰りつき、痛み止めを飲んで乗り切った。

そして、昨日。
実はここ半年ほど続けている家でのワークアウトに加えて、ヨガやストレッチも以前に比べて頻繁にやっていた。
ネットフリックスで映画を観ている時も床に敷かれたマットでストレッチをしながら。
ほぼ毎朝のルーティーンとなっているワークアウトの「締め」にも、ヨガのポーズでストレッチを。
そうやって、調子づいていたのだ。

ストレッチを習慣化したからか、前は届かなかったところまで手が届くようになり、前屈も前より深くなり、何だか調子よかったのだ。
そうすると、もっと柔軟になれるはず、と勢いがつき、もっと「一生懸命」ストレッチを頑張る。
それがいけなかったのだ。
今、考えるとね。

昨日は、たまに行く野菜の買い出し。
ジャガイモやバナナ、ニンジンなんかの重いものを買い、まぁ、急いでいることもないし天気も良いしと、いつもなら重いものを買ったときにはタクシーでさっさと帰宅するところを、昨日はゆっくり歩いて帰ってきたのだ。
帰ってきてからも何ともなかった。

1時間ほど経った頃。
あれ、何だか腰が。。と思っているうちに、言葉通り、歩けなくなった。

ぎっくり腰はよく、「重いものをいきなり持ち上げたときに」「電気が走る痛み」とか言われるが、私の場合はストレッチの頑張りすぎと、重いものを持って歩いたことが重なったと思っている。
電気が走るような痛みではないけれど、ともすれば今にでも腰が抜けるような感覚がある。

それで昨日から、家の中ではそろり、そろり。
ネットフリックスの映画は、ソファにどうにか横になり、横向きに観た。
映画が終わると、ソファから立ち上がるのに大変な思いをした。
壁に手をつき、腕に力を入れてやっとの思いで立ち上がり、壁伝いに歩いた。
トイレに座るのも歯を磨くのも、顔を洗うのも、自分が滑稽すぎて笑ってしまうほどに一苦労なのだ。

Gの憐れみと心配が混ざった目線を感じる。
若干の「異様なものを見るような」目線も感じる。


整形外科へ一緒に行こうと言われるが、断る。
どうせ注射と、あの温熱療法。
そのあとにあるマッサージの治療は受けたい気もするが、注射を受けた日にはそのマッサージはできないと言われるのもわかっている。
そもそも、今はタクシーに乗りこんでうまく座れる自信がない。

今までの経験からすれば、長ければ1か月、短ければ1週間ほどで治る、はず。

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昨日の午後。
空があまりにもきれいだったので、買い物の帰りに写真を。
そんな余裕もあったのだ。
ほんの24時間前のことなのに、当たり前に歩けていた昨日が懐かしく感じる。

体に故障が出ると、わかる。
健康がいかに大切なものか。
身体的にも精神的にも、ね。

健康、大事ね。
そしてストレッチで調子に乗らない。これ、大事。

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