息子の変化

ジェイクはまだフィジーでテニスの日々。
今年はサッカーの遠征と重なって、テニスの練習もほとんど出来ないままフィジーに行ったけれど。
本人なりに頑張っているようだ。
ところで今年は彼にとって二度目のフィジー。
それ以外にも彼は、グァムに毎年遠征に行っているし、今年は日本と台湾へサッカーの遠征へも参加した。
それに友人親子と、パガンという無人島へ、釣り船で片道12時間という道のりを経て行った事もあったな。
確か3週間ぐらいの滞在だった。

このように。これだけ家族と離れて遠征や旅行に行くと言う経験を積んでいる彼。
どこかに行けば行ったきり、電話もないというのが今までの常だった。
いつも信頼できるコーチや、長年の知り合い家族が一緒だったりしていたので、連絡がないのは元気に楽しくやっている証拠と思っていたけれど。

今年のフィジーからは、毎日毎日、電話がかかってくるんだよね。
「今試合終わった。勝った。」「今、午前中の練習が終わったところ。電話代かかるから折り返し電話して。ガチャリ。」

こんな調子。
最初のうちは、大急ぎで国際電話のカードを買いに走り、「どう?大丈夫?ご飯しっかり食べてる?」などと母親として当然の反応だった私なのだけれど。

一日に二回もかけてくるとねぇ。毎日。
話す事も特段、ないのだ。

試合、勝ったの?
あ、そう。ご飯食べてる?
あ、そう。

で、かかってくるから、別に今話さなくてもいいような、「○○は来年からジェイクと同じ高校に移ってくるらしいよ。」とか、「うちは家族三人で今日、こんなもんを食べた。」とか、「昨日は韓国レストランでオンマが飲みすぎた。」とか、そういう事を話す事になり、こんな電話が数日、続いていると一分当たり70セントという料金も、だんだんもったいなく思えてくる。
10ドルのテレフォンカード、2通話であっという間になくなっちゃうんだもーん。

それで数日前に言った。

「あのね、すっごい接戦で勝って、この喜びを是非家族に伝えたいと思った時とか、すっごい接戦で負けて、悔しさを誰かに吐き出したいとか、あとは例えば怪我してしまったとか、家族の力が必要なとき。そういう時だけ電話してくれない?コノ電話、高いんだよね。」


本人はけろっとしたもので、「あ、そう。高いんだ。」と笑ってたけどね。


翌日。
ふと思い立ち、スカイプの料金をチェックしてみる。
しょっちゅう電話をかけてくるなと言った事は正直、胸がチクリと痛んだんです。笑

すると、なーんだ、かなりお得ではないですかスカイプ。
彼のケータイにかけなければいけないから、今までみたいに無料通話と言うわけにはいかないけれど、一分確か、40セント弱だった。

それに私のアンドロイドからは届かなかったテキストメッセージも、スカイプを通じてフィジーにいる息子のケータイに届く事がわかった。

それでここ数日は、スカイプでかなり頻繁に話している。
それはそれでいいのだけれどね。
15歳の男子。こんなに頻繁に親に電話かけてくるものですか普通?

送ってくるテキストメッセージも、「フィジーで全力で頑張ってるからアッパにも必ずよろしく伝えてね。」
「明日はアロンの学校、初日だね。楽しく過ごすように伝えてね。」

とかね~。私も戸惑ってしまうぐらい、「家族思いの良いコ」になってしまって、一体どーしたのかしら。笑

実家の母-トシコさん曰く、「情緒不安定よそれは。」

みなさんもそう思います?くっくっく。


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この作品は、パラオ人のトビーが仕事中に作ってくれたもの。
私の足元になぜか、大きな茶色いココナッツが置いてあったので、「何コレ、脚を乗せるために誰かが置いたの?」と私が拾い上げ、手先の器用なトビーに何か作って見れば?と手渡したら出来上がったのがコレ。

ココナッツの手触りと、何となく無骨な出来上がりが何とも言えず気に入って持ち帰ってきた。
まだ完成品ではないそうで、日曜日にまたトビーに返す事になっている。
ココナッツジュースが入っている部分をくりぬいて花を挿せるようにして、また別のココナッツの実で「スタンド」を作るらしい。
何かの卵を暖めているような、今の状態でも不思議な味のあるゲージュツ品だと思うんだけどね。
完成したらもちろん、我が家に飾ります。

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