シアワセ。

仕事先の、上司は女性で、美しく若いのだ。
今日が誕生日だという。
一体、今日でいくつになったのかと聞くと、33歳だと言う。

ふんぎゃー。
モデルのように美しく、33歳ですでにそこまでのし上がった女性。能力も美貌も、経済力も。

それでね。友人夫婦がオーナーの、コリアンレストランに久しぶりにランチを食べに行き、食後のコーヒーなどごちそうになりながら、「いいなぁ。今日、誕生日なんだってさ。33歳だって。年収どのぐらいかなぁ。私よりゼロ一つ、多いかもよ。いいなぁ。」

なーんて、下世話な話をしていた。
私が心底羨ましそうだったのか、友人は夫婦ともども、私を慰めてくれる。

「あんたがやればいいのにね。(その仕事。)」

そうよそうよ。私にやらせれば、誰よりもうまくやる自信、あるんだけどな。
人に、あーしろこーしろって命令するのは私得意だからさ。
いつも家でやってる事だし。
問題は、誰もそれを認めてくれないって事なのよね。


けっけっけ。きゃっはっは。

隣りにいたダンナさんは、真面目な顔で言う。

「その肩書きは、フランス人の血が入っていないといけないという規則があるんだよきっと。
能力も才能もあって美貌を持ち合わせてても、フランス人の血が混ざっていないといけないというルール。
規則は規則だからどうしようもないね。あきらめなさいリョーコ。」


けっけっけ。きゃっはっは。

それはどうしようもないね。今から混ぜる訳にもいかないしね、フランスの血を。

けっけっけ。

それにさぁ、もしかしたら身長制限とかもあるのかなぁ。
身長170センチ以上じゃないとその肩書きは持てないとか。


きゃはは。そうよそうよ。そうに決まってる。
リョーコ。あんた頭もいいし可愛いのに、フランス人の血が入ってなくてチビだから上に上がれないのよ。
それが理由よ。惜しいわね。

きゃっはっは。うんうん、惜しい。悔しい。

横でダンナさんはまたも真面目な顔でぽつりと言う。

それにね、その上司がどんなに綺麗で頭が良くてお金持ちか知らないけど、その人にはジェイクとアロンがいない。
キミにはいるじゃないジェイクとアロンが。
うらやましがる事は何もないよリョーコ。

うっきゃーん。ほろり。何ていい事を言ってくれるのだ。

と、この話しはおしまいになった。
あ、最後の部分だけは真実で、あとは冗談ですからね、ジョーダン。ぷふふ。

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うちのバジルとミントは、どんな時にも青々と、すくすくと育っている。
食べきれないほどどんどんなるので、この前、サムギョプサルのサンチュと一緒に包んで食べたらとってもおいしかった。

サムギョプサルで思い出したけど先日、友人が5人我が家に遊びに来てくれた。
うちの家族と合わせると総勢9人の夕食。
友人は全員、韓国人で、リョーコの和食家庭料理に期待満々の5人なのだ。
メニューは、豚肉のしゃぶしゃぶ。
大人数の食事は鍋に限る。

大きな平鍋に、昆布と生姜を入れてぐつぐつさせ、しゃぶしゃぶ用の豚肉、青梗菜に白菜、春菊にきのこに豆腐。
友人は全員、韓国人だったのだけれど、しゃぶしゃぶのタレは日本食材スーパーで買ってきた出来合いのゴマ味噌のたれに、にんにくをすってみじん切りのねぎをたっぷり。

それからポン酢。

これがつけダレ。
友人の中に一名、「俺は日本食は何を食べてもしょっぱく感じて嫌いなのだ。」という人がいたのだけれど。

大好評だった。彼も美味しく食べていた。

やっぱり家庭で作る和食は違うな。美味い!だってさ。
どうだーっ!私、作ってないけど。笑
それに和食じゃないのにね。。にんにくもたっぷり入れたし。ぷぷぷ。

「すごいわねー。リョーコ。あんたの作る料理はやっぱり日本の香りがする。このタレの味噌、日本の味噌使ってるでしょ?おいしー。」

「うん、日本の味噌。」(多分、ね。笑)

あっさり、さっぱりしてて、おいしいわー。
このタレ、レシピ、教えて。

それはねー。えーっとねー。レシピはねー。

とりあえずひまわりに行ってみて。結構高いよ。きゃはは。

でもホントにおいしかったです。
能力も美貌も経済力も、私は件の上司には劣るかもしれないけれど、こうやって一緒に楽しい時間を過ごせる友人に囲まれているのは、二人の息子がいてくれるのと同じぐらい、素敵で誇らしい事だと、心から思う。

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