土に還る

知り合いの日本人の女性が亡くなった。

いつも淡々としていらして、優しい、大好きな女性だった。
抗がん治療を無事終えて、「抜けた髪も、この年だけどちゃーんと生えてきてるのよ。」と笑っていらした。

沖縄からいらした彼女の事を想いながら、カトリック形式で執り行われるローザリーに参列してきた。
この島の言葉で神父様がお祈りをして、この島の言葉で賛美歌が流れる。

亡くなった方に「想い」というのはないのだろうけれど、それでも「どんな想いだろうか。」とつい考えてしまう。
この島の言葉で、この島のやり方で執り行われる全ての事に。

いつも穏やかに微笑んでいた彼女の、「ま、どこの言葉だっていいのよね。」という声が聞こえてきそうな気もした。

人も羨む美貌を備えた人も、思いっきり贅沢に使える財産や富を手にした人も、手に入れた社会的な地位によって誰からも尊敬される人も、ブスと言われる人も、貧乏人と言われる人も、社会の末端で微々たるお金のために汗水流して働く人たちも、誰もがこの世に生まれてきてやがて土に還っていく、同じ境遇を背負った人たち。

誰もが、土に還る時は手ぶらで、一人。
財産も富も地位も死ぬ時には何の価値もない。

そう思ったら、この世に生きている短い間に、私は何を一番大切にして生きていきたいのか、それがちょっとだけ見えた気がする。
自分の心に磨きをかける。
それは死ぬ瞬間まで持っていられる、そんな気がする。
それから家族、友人・・・。

じたばたしてもしょうがないな。
今日一日だけを考えて。


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この記事へのコメント

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    亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

    サイパンは停電が多いみたいですが、電気代が安定していないとは驚きです。外国人の労働者は見かけましたが、現地の方々は仕事をしているのかな?と思うほど労働しているところを見かけませんね。
    と言っても・・・現地の人の見分けがつきませんけど・・・(笑)
    2007年06月23日 16:09
  • Ryoko

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    停電が多いのは事実です。
    日本では考えられないでしょう。笑
    でも停電に慣れるのも楽しいもので、回りが真っ暗になると結構わくわくして楽しいものですよ。
    2007年06月25日 17:50