立ち上がる!
この前も書きましたが、私の第二の故郷でもあるサイパンが台風の直撃にあい、大打撃を受けているようです。
私のフェイスブックのアカウントには、在住者同士の連絡メモ代わりのポストが行きかっています。
例えば、どこどこの水の供給所が空いています。
このガソリンスタンドは、今、並ばなくてもすぐガソリンが買えるよ。
どこどこの地域の電気の供給が始まりました。
この体育館は、家を失った人に臨時で開放されているけれど、今のところ数家族しか訪れていません。まだまだ空きがあるので情報拡散してください。
などなど。
台風直後の、折り重なった車や、折れて道路をふさいでいる電柱、屋根がなくなってしまった家の写真。
大打撃を受けたこの小さな島のことを世界に知らせてください。
という投稿もたくさん見られる。
確かに、地図にも載らないようなこの小さな島のことは、アメリカ本土から見ると忘れ去られてしまいがちな、「え?サイパン?何それ?」というぐらいの存在。
被害の大きさを、メディアの力を使って効果的に世界中に知らせ、援助や助けを求めるのはとっても重要なことだと思う。
私も、少しでも力になりたくて、惨状を写真つきで拡散したりもした。
が。
ふと思ったんだよね。
台風のさなかにこの島に居合わせた韓国の観光客が続々とあげている、YouTube画像には、「生き地獄」「恐怖の一夜」なんていうおどろおどろしいタイトルがつけられている。
そして動画の内容は当然ながら、台…