コユビの話し。

アロンのギブス生活が始まって2週間が過ぎた。 利き手が使えないというのは不便ですねぇ。 ところで、小指の骨が折れてから、つまり兄貴とけんかした日から1週間後まで、病院に行かなかったアロン。 家族の誰もが、まさか骨折しているとは思わなかったのだ。 だって何度「痛くない?」と聞いても、「そんなに痛くない。」と言っていたので。本人が。 せいぜいつき指だろうとタカをくくって、グリグリとマッサージしたり、指を引っ張ってみたりしていたのだ。 折れていたと言うのにねぇ。今考えると可愛そうな事をした。 そして「何かおかしいよね」と思い始め、知り合いのドクターのクリニックへ。 指を見た、骨専門ではない先生、一目で、「これはほぼ確実に、折れてますよ。」 えぇぇぇっ!じゃ、どうなるんですか? I don't know。僕は骨専門の医師じゃないから。 レントゲンを撮って、今すぐ骨専門の先生の予約を取ってくれるという。 そしてまた別の病院で、骨専門の先生に診てもらったのが翌日。 この先生。 折れた状況の問診も触診も何もなく。 前日撮って私が持参したレントゲンの写真を見て。 「うん。折れてる。」 「じゃ、どういう処置をしていただけるんですか?」 ワイヤーで固定して1ヶ月ほど、右手は使えなくなるでしょう。 はぁ、そうですか。じゃ、それは出来るだけ早めにした方がいいんですよね?もうすでに1週間経ってしまったし。 いやいや、早めに言ってもね、たかが1週間で骨はつながるもんじゃないから、そんなに急ぐ事はない…

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relationship

いつの間にか息子達は2人とも、私の背を超えてしまった。 まだまだ「おこちゃま」でしかない息子2人に、まだ僅かの差ではあるけれど「見下ろされる」のは、「嬉しいような淋しいような複雑な気持ち」と言いたいところですが、それよりは「ふんっ。」というのが、私の気持ちを表すのに一番合っている気がする。 「見下ろされる」のはしょうがないけど、油断すると「見くだされる」んじゃないかと、身構えるような。 アロンは最近、テニスのレッスンも行ったり行かなかったり。 「膝が痛いから」というのがレッスンを休む理由で、そういう日は家で本を読んだりパソコンで何かやっているのでただの怠け病だと思っていた。 私がそんなふうに軽く受け流している中、リーさんがアロンを連れて病院に連れて行ったらしい。 アロンが痛いと訴えている部分、膝小僧の下の部分の、両膝に来る痛みははまさに成長期特有の痛みだそうで、医師から言われて「あら、ホントに痛かったんだね。」と気がついた次第。笑 リーさんと言い争いをして「ったく頭来るなぁ」とぶつぶつつぶやきながらキッチンに立っていると、「まあまあ。そう言う事もあるよ。ね、オンマ。元気出してね。」と私の背を超えたジェイクから肩を叩かれると、「おこちゃまに何がわかる。」と思う反面、「お、私を軽くいなすようになったのか。息子なら分かってくれるよね私の気持ち。」とホロリとなりそうになり、「お〜っと、その手には乗るか。所詮、オトコに私の気持ちはわかるまい。」とも思い。 前は、子供達の傑作な「言…

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シークレットガーデン

へっへっへー。 見たいと思っていた韓国ドラマ、シークレットガーデンの全編、ファイルを手に入れて見終わった。 見たい時にゆっくり見る事が出来ると思うだけでシアワセ。 実際見ているときはつかの間の非現実の世界でシアワセ。 またまた寝不足の数日を過ごしたよ。 頭の中には、テーマソングが一日中、グルグルグル。 シークレットガーデンと言えば。 我が家の裏はジャングルで、木が手つかずのまま鬱蒼と茂っている。 そのジャングルを間に挟んでお隣さんの、10年来の友人、ハイディが、引っ越した早々、「あんたを早く裏庭に案内してあげなくちゃ」と張り切っていたのだ。 そして何よりも、そのジャングルを「シークレットガーデン」と名付けたそうなのだ! 誰が?ハイディが。多分。 で、誰がその呼び名で呼んでいるか。 多分、ハイディとその家族。 それにしても、何て素敵な名前なんでしょう!! 家の裏に「シークレットガーデン」があるなんて、ね。 家の裏に秘密に包まれた「おとぎの国」があるような気分です。 他人の土地だけど。笑 シーズンになると、これでもかというほどの見事な実がなる巨大なアボカドの木、そして古代チャモロのシンボルでもある、ラッテストーンがそのジャングルの中に残っているそうなのだ。 そして何でもそのラッテストーンは、サイパンに残っている物の中で多分、一番大きな物じゃないかと言われているそうだ。 9個のラッテストーンが、そのジャングルの中に散らばっていたのだけれど、 近くにアパートメントを建てる時に、貴重なその歴史の証…

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良いところ。

平日の夕食。 家族が一緒に夕食の席について一緒に食事を取る。 当たり前の事のようだけど、実はとってもラッキーで幸せな事だと、最近思うようになった。 あと数年もすれば子供達と一緒に食卓を囲む事も難しくなるのかも知れないし、私たち夫婦もずっと一緒とは限らないのだ。 それに気づいた私は、貴重なこの時間を思いっきり楽しく、大切に過ごそうと思い立ち、気持ちも新たに。 せっかくの、私の「楽しく過ごそう」という意気込みに反して子供達は些細な事で言い合いを始める。 彼らの言い合いはねぇ、私たち夫婦の、一言ごとに声が大きくなっていって、最終的に「うるさい!」「ふざけるな!」で終わるケンカと違って、理論的で、何と言うか細かい例を出して相手を負かそうとするので、ケンカが長くなるのです。 彼らのケンカが始まると、夕食の間中、その話題で終わってしまうので、私は話題を切り替えるべく、口をはさむ。 ちょっとさぁ、もっと建設的な話をしようよぉ。Constructive。ね?そうでしょ?ポジティブにいこうよ、ね。細かい事言わずに。 同調したように、リーさんが言う。 ジェイク。弟の良い部分、弟ではあるけれど見習わなければ行けない部分が探せばたくさんあるだろう。アロンの良いところを言ってみろ。 ジェイクは、実はケンカを終わらせたかったのか、ただのこれ見よがしなのか、すらすらとアロンの長所を言って見せた。 頭のいいところ。 我慢強いところ。 友達に優しいところ。 ふむふむ。私も黙っていられない。アロンの良いところは、た…

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fractured

ちょうど一週間前から腫れていたアロンの小指。 冷やしたりマッサージしてみたり、タイガーバームを塗ってみたりしたけれど、腫れは一向に引かない。 体育の先生の、「折れてるように見える。」という一言で、ちょうど一週間目の今日、病院に連れて行ったら。 うっきゃーん。 骨折してました。小指。 どーして折れたかというとねぇ。ジェイクとけんかして、コブシで兄貴の頭を殴ったらしい。 イシアタマめ。 頭を殴ったアロンのコブシは骨折。 そしてさらに殴り返されてオデコには大きなコブ。 そしてジェイクは頭も手も、何ともない。 「ここここ、ここーっ!腫れてるでしょうほら!目が開かないよ!イッテェナァ。」と、黙ってコブシの痛みと心の痛みに耐えるアロンの横で、顔を私の目の前に突きつけて大騒ぎするジェイク。 腫れていると言う部分を触ってみるけれど、どこどこ?え?ここ?違うの?ちっとも腫れてないよ。 かたや骨折して大きなコブまで出来ているのに不公平だな。 今日、クリニックでCDに焼いてくれたレントゲンの写真をこれ見よがしにジェイクに見せると、「すっげー!かっこいー!ひひひ。」だって。 とにかく明日、整形外科専門の先生の予約を取ってある。 8週間、ギブスだってさ。週末のトーナメントもあきらめる事になる。ちゃんちゃん。

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