高校生になったジェイク。

高校の初登校日。 お隣に住む、11年生の男の子も今年から、私立高校からこの公立高校に転校したので、朝は彼のママとスケジュールを作って交代で送って行く事になっている。 二人を乗せて車でぴったり20分。 新入生と在校生、子供達を送って来た親達の車と、新入生を誘導するカウンセラーの人たち。 キャンパスの入口は活気づいている。 さて。 二人とも、楽しんでね。Good luck. Have fun. 自分たちの行くクラスルーム、分かってるわね。 お隣に住むケイラブは、「うん。」と、手に持ったプリントをヒラヒラと見せる。 そこには各自、授業のカリキュラムとクラスルームが書かれていて、オリエンテーションの時に渡されたもの。 よし。 ジェイク。あなたはご自慢のケータイにスケジュール全部、インプットしたって言ってたよね。 え。授業の時間は入れたけど、クラスルームは・・・。わかんない。 えぇぇぇっ。 やっぱりおこちゃまね。まだまだ自分一人では何も出来ないのか。がっくり。 あそこに立っている怖そうなカウンセラーの人に行って聞きなさい。 9年生のフレッシュマンなのだけれど、どこのクラスルームに行ったらいいのかわかりません、ってね。 このカウンセラーの人は見るからにコワモテで、校舎の隅々を見回る方らしいのだ。例えば、生徒同士のケンカとか、隠れてタバコを吸っていないかとか、そういう事ね。 たまたまその方が入口に立っていたのでね。 自分が忘れた手前、イヤだとも言えずに車を降りるジェイク。 明らかに顔はビビっ…

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雨とインターネット

雨が続いていて、回りからは「あぁぁ、また雨かぁ。」という声が聞こえて来るけれど。 私、雨が降るとウキウキするんです。 雨が降っていると思うだけで何となく嬉しくなる。 仕事をしているオフィスから、正面に見える窓を叩き付けるように降っている雨しぶきを見るのもいい。 一番好きなのは、家でのんびりと過ごしている時にザーザーと雨が降り出した時。 何だか得したような、心も洗われるような。 だからこの前の週末のピクニックで、痛いほどにザーザーと空から降って来る雨の中、ビーチにいる事が出来た時は、嬉しかった。 出来る事ならそこにいた子供達と一緒に、ザンザン降りの雨の中で海に浸かっていたかったけど、荷物を車に運んだりしなければいけなかったので残念ながら叶わなかった。 雨が大好きな私だけれど、一つ難点がある。 うちは雨が降るとインターネットがつながらなくなるんです。爆 天気に左右されるインターネット環境。面白いでしょう。 原因は、建物の外側のケーブルらしい。 それを交換または修理すればなおるらしいんだけど。 電話局に頼むと、費用を請求されるらしい。 アパートメントのオーナーがやってくれないかなぁ、と思っているうちに雨が止んで、破損しているケーブルが何となく乾く頃になるとインターネット、つながるので、また次回、雨が降るまで忘れてしまう、そういう日々。 「雨が降って来た。本降りになる前にこのメールを書き終えて送信しないと!」とかね、「今日は雨が降りそうだから映画、ダウンロード出来ないよ。」とか。 雨の音が聞こえ…

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ジェイクがテニスの遠征で、3週間滞在していたフィジーから持ち帰って来たエピソード。 キリバスという小さな島からやって来た、二人のボーイズ。 ジェイクの話によると、とっても人懐っこくてすぐ仲良しになったそうだ。 二人のボーイズが持っていたラケットは、ジェイクが数年前に使っていた事がある、つまり流行遅れとも言えるものだった。 回りの島々からやって来たほとんどの選手達が同じラケットを二本ずつ用意して試合に備えている。中にはフィジーのトーナメント進出のごほうびに、買ってもらって間もない真新しいラケットを持参する子供達もいる。ジェイクもその一人。 そんな中、彼ら二人は使い古されたラケットをたった一本ずつ持って、靴はテニスシューズとも言えない、「運動靴」で試合に臨んでいたそうだ。 この二人の中の一人が、決勝まで進み、もう一人のキリバス選手を始め、たくさんの子供達が見守る中、接戦の末に見事相手を下し、優勝を手に入れた。 優勝を決めた瞬間、キリバスから来たその男の子は、ポトリとラケットをコートに落として呆然と立ちすくんだあと、まるで小さな子どもがするように、膝を抱いてうずくまって泣き出したのだそうだ。 ジェイクもあとから本人に聞いたらしいのだけれど、決勝戦まで進む事など、ましてそこで勝つなど、夢にも思っていなかったのだと言う。 泣き出した男の子のもとに駆け寄ったもう一人のキリバス選手。 二人一緒にコートの真ん中にうずくまり、抱き合ってしばらく泣いていたそうだ。 12歳以下のカテゴリーに出場した…

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余計な一言。

アロンの学校が始まり、今週からテニスのレッスンも再開された。 サッカーの練習も再開。学校対抗のバレーボールリーグも始まり、その練習も。 目まぐるしい毎日が迫ってきた。 これでジェイクの学校が始まったらもっと忙しくなるだろう。 ところでアロンのバレーボール。 学校の6、7、8年生でチームを組むのだけれど。 去年まではジェイクたちボーイズ3人組がチームの軸となっていたのだけれど、その三人が卒業し、それまでは影に隠れていた子供達が脚光を浴びる。 今年は小粒なチームで、もう、「かわいぃぃぃ。」(ハート)。 その中の一人が、もちろんアロン。 昨日は練習初日。 チームにスパイカー(ネット際でジャンプする人ね)が必要なのだけれど。 誰がスパイク出来るか(一番上手か、じゃないですよ。出来るか出来ないか。ぷぷぷ。)見極めるために、一人ずつスパイクを試したらしい。 そしたら、出来るのはアロンしかいなかったそうです。きゃはは。 リーグはもうすぐ始まるんだけど、チーム成績が目に見えるようですね。 でもいい。今年のチームはみんな小さくて可愛いんだから。でもみんな闘志に燃えてやる気満々。頑張れ〜!! アロンは、文句なしにスパイカーになったらしい。当然。 バレーボールでスパイカーと言えば、「エース」でしょ? 私は嬉しい。笑 もうアロン、燃えているのだ。 それでアロン、嬉しくて興奮して、つい口が滑ってジェイクに言っちゃったんですね。 「ジェイクは7年生の時にスパイカーになれた?なれなかったよね。8年生…

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ある週末。

10ヶ月前に日本に帰国した友人が夏休みを利用して遊びに来てくれたので、ビーチでピクニック。 パウパウビーチには、数年前にはしょっちょう遊びに来ていた。 すっかり忘れていた楽しさを、久しぶりに思い出した感じ。 お義母さんと、亡くなったお義父さんも、ここへ来てみんなで楽しく過ごしたなぁ。 冷たく冷えたビールを飲みながら、気持ちよい海風に吹かれて、義父母も本当にのんびりした週末を一緒に過ごしたのだったよ。 そんな思い出があるパウパウビーチ。 時期をずらして日本から来た私の両親は、パウパウビーチではなくて、確か東側のビーチ、ラダービーチまで行ってピクニックを楽しんだのだったね。 その時は子供達もまだ小さくて、一緒に貝殻を拾ったり海へ入るのにも「危ないからねぇ。」と、手をつないで入ったのだった。 こちらもビールとのり巻きのお弁当を持参して、楽しかったねぇ。 アロンが3歳ぐらいだったと思う。 その時は、のどかな週末のありきたりのピクニックとしか思わなかったけれど。 ただ風に吹かれて、静かでのんびりとした時間は、思い返すと、思い出に残る素敵な一日だった。 義父母とも、私の両親とも、そんな日々を過ごせて心からよかったと思う。 そして今回、また思い出に残るビーチでの一日。 久しぶりに会えた友達と一緒に過ごした時間は、やっぱり数年後にもっともっと、大切な充実な時間として、記憶によみがえって来るのだと思う。 プライバシー保護という制約がなかったら、もっと面白い写真がたくさんあるんだけどね。ぷぷぷ。

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