オモシロ現象。
11月28日をもって、サイパンの移民法は連邦化されたわけだけれど、私たち在住者にとっては肩透かし。
何かが変わったというよりも、いったい何が変わるのか、そもそも何かが変わるのか、それさえもわからない、不透明な状態が続いている。
わかっていることは、明確な発表があるまではこの島から出られないということ。
CWビザというものが発表されたはずだけれど、あまりにも非現実的だという感じは否めない。
正式な発表があったにもかかわらず、誰も追随しないというのが現実で、「はっきりした発表」をしたはずなのに、「はっきりした発表を待つ。」という変な感じである。
次の発表までどの程度の期間になるのかも、どういった発表になるのかもさっぱり。
そんな不透明な状態の中、私の周りでは面白い現象が起きていますよ。
数年前にすでにサイパンに見切りをつけて韓国へ、または他の国へ移住していったはずの人々が、続々とサイパンに戻ってきています。
そのほとんどは、11月28日ー連邦化当日に、何か劇的な事が起きることを期待、または予測しての、「サイパン帰還」です。
劇的な事とはつまり、連邦化当日にサイパンに居合わせたすべての人にグリーンカードを発行、とか、ビザ申請の機会を与えるとか、つまりそういう特赦の事です。
グァムの連邦化の時には空港を閉鎖して、その当日にグァムに居合わせた観光客にまでグリーンカード一斉発行という事態もあったというから、期待する気持ちもわからないでもないけれど。
でも今回は、ビザに関する一定の発表もすでになされ…