Going forward

「頑張る」とか、「一生懸命」という言葉はあまり好きじゃない。 けど、「一生懸命生きている人」は好き。 自分のために、家族のために、一生懸命生きている人、がむしゃらな人。 ぶざまでもある。 以前はそういう、一生懸命でバカ正直さのあまり、ぶざまな結果を招いてしまう人は、私にとって軽蔑の対象だった。 熱くなっちゃってバッカみたい。 だからそうやって「負け組」になっちゃうのよ。 もうちょっとクールに生きようよぉ。 いつからか、その軽蔑の対象だった生き方は愛おしいものだと思えて来た。 一度しかない人生なのだから。 表面をただ撫でるような一生よりも、凸凹道を歩いて行くような。 坂を下る楽しみも、坂を上る楽しみも。 人の目にどう映るかよりも、ぶざまでも何でも頑張ったもの勝ち。 辛い事も、楽しんだもの勝ち。泣いた後に、笑った者が勝つ。 私はそうやって生きたいと思うし、自分に正直に我が道を行く、と言う人を応援したい。 以前はそんな事、全く思わなかったのに。 以前と言うのは、うーん、20代の頃かな。 こんなふうに変化した自分が不思議でもあり、誇らしくもある。 私の回りの、愛おしい人たちが私をそういうふうに変化させた。

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今年のハロウィンは。

今年のハロウィーン-10月31日は土曜日。 学校で恒例のハロウィーンパーティは、一日繰り上げて金曜日の夜にあった。 数週間前に、私とリーさんのコスチュームはちゃーんと用意してあったので今年は気持ちに余裕があった。 そう。私たちも毎年、コスチュームを着て盛り上がっています。 コレ、一度楽しみを覚えるとハマりますよ。 今年のテーマは何にしようかな、から始まり、かぶりもの、仮面、かつら、メイクアップ、などなど、その組み合わせを考えて実行するのもとっても楽しい。 今年のジェイは、ナントカという、コレです。 この白い仮面は、片割れのクレイがネットで二人分オーダーしてくれた。 髪の毛は、生意気にもヘアマニキュアです。美容院で。 今までのハロウィンで一番お金かかったかも。笑 クラスメイトには、今年のハロウィンは他の学校のパーティに招待されているから、こっちのパーティには不参加。と宣言しておいて、仮面をかぶって髪まで色を変えて登場すれば、「えーっ。あれ誰誰ダレ~?!」と大騒ぎになる。 いうのが彼らの目論見らしいのだけれど。 ぷぷぷ。 一目見りゃあんたたち、いつものコンビ、ジェイとクレイだってわかるよ。 いつも履いている運動靴も、二人とも他の友人から借りたものに履き替え、それぞれの親の運転する車には乗らずに二人で、学校に歩いていくという念の入れようだった。 学校では、事前に「今年のハロウィーンパティには参加しません。」と宣言したので、彼らのクラスで作るお化け屋敷の「お化け担当」…

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兄弟の関係

事の発端は、仕事場にかかってきたジェイからの電話。 「アロンどうにかしてよもうっ!(友達の)Cとくっだらないdealして、今日5ドル払ったって言うんだよCに!明日からも一日に5ドルずつ払うって言うんだよ。そんなことするならこの家から出てけって怒ったら、カバン持ってどっか行っちゃって帰ってこないんだよ!僕の携帯電話渡しておいたからオンマが電話してみてよっ!」 ・・・。あまりの剣幕に、何が何やら事態を飲み込めない。 頭の中を整理していると、ガチャリ。と電話は一方的に切れた。 時計を見ると時間は3時前。 学校が終わって家に帰り、アロンが払ったというお金が発端でけんかになり、アロンは「家出」した。 そういう事らしい。 ふぅぅ。 あと少し、仕事が残っている。 社員用の、ハロウィーンの日のコスチュームコンテストの告知にポスターを作ってくれという依頼。 つい30分ぐらい前に、「作ってね。」と言われ、ついさっき、「さっきのポスター、今日中に作って帰ってね。」と言われたのだ。ちっ。 こういう類のポスターは、何の制限もないし、決められたテーマカラーやイメージもなく、私の勝手に作れるので楽しい仕事ではあるけれど、うーん、息子たちも心配。 手抜きのポスターを仕上げる。 フォトショップの、「フリーブラシ・ハロウィン用」の中から、幾つか選びダウンロード。 ぺたぺたと幾つか張り付け、出来上がり。 時間があれば、もうちょっと色々と楽しみたかったけれど。 家に戻る途中に、学校の回りを見回してみるけれど、アロンは見…

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his feeling

アロン。 今日のサッカーの試合は0-7。 完敗なんだけど、ゴールのすぐ後ろにある、フレームツリーの下でジェイとのんびり観戦していた私は、ゴールに向かって、つまり私に向かって、グラウンドの真ん中辺りから必死の形相でボールをドリブルしてくるアロンには、目が釘付けです。 相手を何人もかわし、ゴール前で何度かボールが行ったり来たりして、ゴール前の絶好のチャンスでアロンに転がってきたボール。 何としてでもゴールを入れたいアロンの必死の思いがひしひしと伝わってきて、言葉どおり手に汗握ったけれど、アロンはそのチャンスをモノに出来なかった。 アロンの蹴ったボールがゴールキーパーの手に納まった時、頭を抱えて雄たけびのような声を上げるアロン。 あー悔しい。 0-7と1-7では、大差ないけれど、アロンにとってはゴール前でボールを蹴る瞬間というのはあとあとまで脳裏に残っているようで。 帰りの車の中でもとっても悔しがっていた。 ゴール前でボールを蹴る瞬間の気持ち。 彼の表現によると。 頭の中で何も考えられなくなって、回りが急に静かになってそこに誰もいないみたい。 体全部のfeelingがなくなる。 ゴールを入れることに失敗してまた自分のポジションに戻る時にやっと、回りの音が聴こえてきて、おなかのところがジュワァァッと熱くなる。 のだそうだ。 汗だくのまま、運転席の横に身を乗り出して熱く語るアロン。 今日という日も、彼の大切な一日。

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Sweet Boy

一年に一度ある、teacher-parents conference。 担任の先生との個人面談である。 毎年配られるレターには、特別な理由を除いては、両親が共に面談に参加する事、それから生徒が二人以上いる家庭では生徒一人に必ず1時間の面談時間を予約する事などが強調されている。 今年は、私は二つとも守れなかった事になる。 両親ともに、というのは今、リーさんが韓国へ行っているので私一人で面談に出向いた。 それに、何度も学校に出向くのは面倒なので、予約表にはジェイに1時間、続けてアロンに1時間で、2時間分名前を書き込んでおいたのだけれど、2時間も話す事はさすがになかった。 成績や学校での子供達の様子の事、それからサイパンに来て2年目になる先生の生活と彼女の娘さんの事、色んな話をして、1時間半ほどで面談は終わった。 我が家のボーイズたちは、可もなく不可もなく。といった感じでしょうね。 先生はべた褒めしてくれるけど、実際の成績表と、色んな話を聞いて私なりに感じた事は、普通に楽しく学校生活を送っているのかな、という感じ。 それこそが私の望む事だし、中でも私が一番嬉しかったのは、「息子さんたちを見ていて一番感じるのは、二人とも、『バランスがとれている』事です。」と言われたとき。 この年頃の子供らしく、ファッションや音楽に興味を持っていていかにモテるか、クラスの人気者になるかという事にもかなりのエネルギーを注いでいるけれど、同時に勉強や成績の事も、しっかりやろうという姿勢がある。のだそうだ。 そういうバラ…

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車の事。その2

週末、道ばたに止めたままだった「赤い車」。 友人数人から電話がかかってくる。 「あんた、あの車の中にいるの?何やってるのあんたところに車止めて。」というのもあれば。 「どーしたのクルマ。止まっちゃったのかい?アシが必要な時にはいつでも電話してくれて構わないよ。」なんていう涙の出るような優しい電話もあり。 一人の友達は週末の仕事が終わった後に、わざわざ一緒に出向いてくれて修理を試みてくれた。 ちなみに、前日には間違いなく全ドアロックして置き去りにした車。 到着してみると、ドアは全部、ロックされておらず、ドアの一つは半ドアになっていた。 明らかに誰かが何らかの方法で開けていった形跡。 車内にはビーチチェアやテニスボールなんていうものしかなかったので、盗んで行った形跡はなかったけれど。 それにしても、動かない「赤い車」。 もう。テコでも動かないわよ。という頑固さなのだ。 しょうがなく週末ずっと止めたままにして、月曜日の朝、牽引して修理工場まで運んでもらった。 出向いたくれた友人によると、ナントカという部品を交換する必要があるとかで、それは普通、600ドルはするものなのだそうだけれど。 本当にそうなら、私はもう車を乗り換える事にする。 とりあえずは修理工場に見積りを待つしかない。 幸いと言うか、リーさんがいない今は、彼の車を使える。 はぁぁ。車クルマ車。 車のおかげで、週明け早々、疲れがどっと押し寄せたよ。 月曜日。これから一週間が始まるのかぁ。もうすでに疲れてるよ。 インターネットで新聞を…

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