アロンの発表会。
アロン。
年末の「公演」です。
一時は、先生に怒られっぱなしでくじけていた彼のバイオリン。
怒られるのも当然。
毎日出されるバイオリンの宿題を、やってもいないのにやった事にしていたのだ。爆
出された宿題を普通にこなすと、優に1時間はかかる。
彼は、ものの10分練習するとあー疲れた。と辞めてしまう。
私も面倒で、とりあえず宿題には丸印をつけて提出させていた。
悪い親ですねぇ。子供と共犯。笑
それである日、先生から強制的に書かされたそうだ。「僕はこれからは嘘はつきません。」
笑っちゃいけないけど笑った。ばれてたのね。
そうだね、これは確かに立派なウソでした。
私も加担していたのだから反省しなければ。
「サイン」までしてしまったアロンは、さすがに良心が痛んだらしく、それからはちょっと真剣に練習するようになった。
それで迎えたこの発表会の日。
本人は完璧に出来たようで大満足だそうです。
「うまく出来た?」と聞く回りの大人に「はい、すっごい上手に出来ました!」と胸を張っていた。
実力はさておき、本人が大満足なのだからそれでいい。