ブラウニーの夜

ジェイの学校プロジェクトで、チョコレートブラウニーを二つ、焼いてくれという。 食べるのではなく、ナントカという火山の実験に使うのだそうだ。 「明日焼いてね。」というリクエスト。 明日の夜焼いて、あさっての朝、学校に持っていくのだと思った私は「いいよ。」とすんなり請け負った。 夕食後に焼いておいて、翌日の朝、学校に持っていけばいいのだ。お安い御用。 翌日。 学校に迎えに行くと、ジェイともう一人の友人-Cが当たり前のように車に一緒に乗り込んでくる。 「へっ。C、なんで一緒に乗るの?今日何か約束してたっけ??」 途端にジェイが抗議の声。 「オンマーッ!ブラウニー焼いてくれるって、昨日確かに言ったでしょ!」 焼くとは言ったけど、学校終わってから夜焼けばいいんでしょ? 明日学校に持っていくんじゃないの?? 今からCと一緒に家でプロジェクトを完成させてからそれを明日の朝、学校で発表するんだよ! そんな事言わなかったじゃない!私はこれからミーティングでまた出かけなきゃいけないんだけど! えーっ!じゃどうすんのプロジェクト!Cのダディにも迎えに来なくていいって言っちゃったのに! だってそんな事聞いてないもんこれからミーティングだしっ! 我が家では日常茶飯事であるこーゆー親子の会話(←もちろん日本語。)を横で聞いていた、日本語のわからないCは、それでも母と息子のやり合いに雰囲気を感じ取り、明らかに「リョーコに失望」といった表情で、車からすごすごと降りようとする。 「C、待ちなさい。じゃ、こう…

続きを読む

時間変更。

私が勤めている会社の就業時間が短縮された。 会社としては、時間短縮の分の人件費コストを削減しようという事。 ここだけの話ですが。 私は最低就業時間を満たさずにさっさと退社してしまう事が今までにも多々あったんですねぇ。 いっひっひ。 今回、会社の規定の変更によって、2週間で換算すると8時間の時間短縮になったわけで、社員は不満ぶうぶうといった雰囲気。 何てったって、8時間分の時給が一気に給料から減る訳だからネ。 私も収入が経るという事に関しては一応、表面上、みんなと一緒になってぶうぶう言っては見るものの、実際何が不満なのだと問われると、自分でも何が不満なのかよくわからない。 私に限って言えば、今までとそんなに変わらない状況だと言うのが現状。笑 変わる事と言えば、以前は、まだ陽がサンサンと照っている午後の昼下がりに退社するのは、みんなの手前、ちょっと気が引ける部分があったのだけれど(はい、ホントに、こんな私でもその気持ちはちょっとありました。)、今は、堂々と退社出来る、と、その程度の違いです。 会社の規定で、さっさと帰りなさいと言われているのだから、大手を振って堂々と帰る事が出来る、とそう言う事です。 例えば、私の退社時間。 タイムカードを押すと、すれ違う同僚に、「もう帰り?!」と聞かれる。 以前は、「うーん、まぁね。」などと言葉を濁し、さささっと会社を抜け出たのだけれど。 今では「もう帰り?!」と言われると、堂々と言える。 「うん、時間短縮だもんね!やんなっちゃう!それじゃ、おつかれさまー。バイ…

続きを読む

バイオリンとアロン。

アロンのバイオリン。 そろそろサイズの大きなものに取り替えなくてはいけないそうである。 うぅぅぅ。 この際、数百ドルの出費を抑えるために、いっその事、バイオリンのレッスン、あっさり辞めてしまおうか?といいたい気持ちは山々だけれど、そういうわけにもいかない。 来週からは新しいバイオリンに取り替えることになりそう。 それでこれは、今のアロンにはすでに小さくなってしまったバイオリンの最後の写真。 このバイオリンは、「中古品」としてバイオリンの先生からまた他の生徒へ「転売」されるらしい。 出来る事なら、この思い出のバイオリンも手元に置いて、アロンが大きくなった時にこの小さなバイオリンを手に取ってみたい気もするけれど、そうはいかない。 次のバイオリンを買うためには、このバイオリンを「下取り」に出さなければ。笑

続きを読む

修学旅行その1

今日は午後6時半から学校に7年生と8年生の父兄が集合。 2年に一度の「修学旅行」が、来年の春に迫っているのでその準備に取り掛かろうというわけ。 来年の春。 子供たちが通う学校の、7年生と8年生、それからその父兄で「修学旅行」というイベントがある。 父兄までもがついていくのだから「修学旅行」とは言わないのかもしれないけれど、卒業旅行である事に変わりない。 そして今、その準備に取り掛かっている父兄たち。 私とリーさんもそこに含まれる。 まずはどこへ行くか、という話し合いから始まった。 候補にあがっているのは、日本、韓国、タイ、バリ、ハワイ、ワシントンDC、インドネシア、などなど。 いろいろな理由から、ハワイ、インドネシアとワシントンDCは却下となった。 回りのママ友達からは前から言われていたのだ。 日本はリョーコが案内して、そこから韓国へ飛んだらそこからはあんたのダンナにバトンタッチして案内してもらったら、来年の旅行は心配なしね! 日本と韓国ねぇ。 楽しいだろうなとは思うけど、私はほぼ毎年行っているしねぇ。 卒業生とその父兄で行く、これは特別な旅行でしょ? 出来れば全く知らない土地へ行って思い出に残したいんだけどねぇ。 と、遠慮気味に言った私は、「きゃははは。それはそうよねぇ。それはそうとして、とりあえず日本へ行った場合の予算と観光地を調べておいてね!」と言われた。 私の言う事など、何も聞いていないのである。 そして私は言われたとおり、日本の観光地-ガイジンが喜びそうなツアーを調べ、予…

続きを読む

バレーボールの週末

週末、体育館で行われたバレーボールの試合。 14歳以下のカテゴリーは、参加校、ジャジャーン、2校。 たったの二校。さすがのジェイも笑い出す。 2チームで、5試合をこなし、勝ちが多い方が優勝! 惜しくも負けた方は、僅差で準優勝!!ジャジャーン!! と。 そういう、アホくさいと言えばアホくさいバレーボールの週末。 開催直前に、幸か不幸か、もう一校、参加希望の学校が現れ、三校で総当たり戦となった。 結果、我が校は、準優勝ー! 3校の内の二位。じゃなくて、準優勝ー、なのです。笑

続きを読む

一日の過ごし方。

アロンは週に三回のテニスのレッスンと、週に一回のバイオリン。 それに先週から週に一度のサッカーの練習が加わった。 ラッキーな事に、アロンの年齢の子供たちのサッカーの練習日は火曜日。 平日5日間のうち、空いているのは唯一火曜日だけだったので、他のスケジュールとだぶる事なく、すんなりと月下水木金の予定が決まった。 彼は5年生。 私は数年前に、日本語の家庭教師みたいな事をしていた頃があったのだけれど、うちの子供に日本語を教えてください。と言って来る人たちの中には、「平日はスケジュールが埋まっていて空いているのは土曜日の夜だけ」とか、「日曜日の朝早い時間にレッスンを受ける事は出来ないかしら」なんていう人が結構いて、その当時「5歳児と3歳児のママ」だった私は、「小、中学生が平日のスケジュールをぎゅうぎゅうに埋めてこなしているなんてカワイソー。学校が終わったら思いっきり遊びたいだろうに。尚かつ週末まで習い事なんて。」なーんて事を考えていた。 実際、口に出してもいたのだ。 「日本語を教えるのはいいですけど、せめて平日に時間を作って、週末は思いっきり遊ばせてあげたらいいのに。」なんて。生意気にも。 そして相手の親には、そう言う訳にはいかないのだと、不思議そうな顔をされた。 今でも、「週末は出来るだけ予定を作らないで家族や友人とのんびりと過ごしたい。」という気持ちは変わっていないけれど、「平日は時間がないけれど、それでも日本語を習わせたいから週末に一時間だけでも。」という気持ちは、小学生を持つ親としてわからない…

続きを読む