サッカー。アロンの場合。
サッカーのシーズン。
アロンの初戦は残念ながら負けてしまった。
10歳以下、つまりアロンが所属する年齢のグループには、去年ジェイがグァムに行ったように、10歳以下の「ナショナルチーム」なるものが編成される。
選ばれた選手が選抜テストを兼ねた練習を重ねて、最終的にその中から選抜された子供だけがグァム行きの権利を手に入れるのだ。
練習の果てに落ちた子が可哀想という声もあるようだけれど、それはスポーツの世界を厳しさを知るためにもいいんじゃないかと、私は思う。
ところで、アロンはこの選抜の連絡さえももらえない、「平凡な選手」なのだけれど、どうやら本人は「誰よりも上手いのに認めてもらえない」という悔しさを心底噛みしめているようなのである。笑
初日のゲームも、ハングル学校が終わってから駆けつけたので30分ぐらい遅れてしまった。
ゲームは、2-0で負けたのだけれど、アロンは自分が遅れたから負けたのだと信じて疑わない。
来週は、どんな事があっても遅れないようにゲームに参加すると言う。
自分が参加すれば当然、勝てるものだと信じて疑わない。
ゲームを観戦したリーさんとも話したのだけれど、ちょっと太り気味のアロンはサッカーには向いていそうにもないのだ。
本人はそんな事は思ってもいないけれど。笑
ま、これもジェイと同様、本人が楽しんでいるから万事OKなのである。笑