バッドボーイ

子供たちの通う学校は、来週の水曜日から新学期が始まる。 長かった夏休みが終わり、また新しい一年が始まる。 ジェイは去年と同じ、大好きな先生の持ち上がりで心配は何もない。 アロンは、同じ学校に通う女の子の、お父さんが今度の担任の先生。 日本や他の国ではどうなのか知らないけれど、ここでは我が子が自分のクラスの生徒だったり、隣のクラスの担任の先生は僕のお母さん、というような事が結構ある。 アロンの今年からの担任の先生も、私たち家族の前からの知り合いで、教師としては新米だろうけれど、子供好きで意欲に溢れ、やる気満々という感じで頼もしい。 新米の先生だと、勉強を教えるのはどうなのか、とか、経験不足、と心配する父兄も中にはいるようだけれど、学校で先生の説明を聞いてわからなかった部分は、家で親が教えるしかないよね。 その時間がないのなら、もうそれは子供の成績をすっぱりとあきらめるしかないのではないか。 子供の勉強が遅れるのを学校や先生のせいにするのは、見当違いだと、私は思う。 それはさておき、そんなふうに先生と学校を、根っこのところで信頼していられるのは、ここで何度も書いているように校長先生を圧倒的に信頼しているからだ。 この学校の教師は、校長先生の「独断」で雇用される。 私にとっては、彼が選んだ先生なら、大丈夫。というような安心感がある。 校長先生だって人間だから、そりゃたまには彼が雇用した先生と生徒のいざこざとか、学校内での教師のトラブルなどはあるけれど、そんな事が起きない学校なんてどこを探してもな…

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バイオリズム

いつもなら受け流すような日常のひとコマなのに、一つ一つの出来事に神経が尖がって「ウッキーッ!」とアタマから湯気が立ちそうになったり、はぁぁぁ?と思いっきり陰険な顔で眉間にしわが寄ったりする、そんな数日。っていうのはないだろうか。ワタシはある。 何から何までイチャモンをつけたくなるような数日が。

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アロンが行きたいところ。

昨日の午後から子供たちの大の仲良し、ジョーが泊まりに来ていた。 彼の両親とも気心が知れているし、彼も韓国語がわかるということもあって、彼のことはまるで甥っ子のような感じもする。 そんな彼も、数週間したらアメリカへ行ってしまうのだ。 これが最後、というワケではないけれど、子供たちでさえも「ジョー、ホントに行っちゃうんだねー。」としんみりする事もあった。 最近、私の回りには、サイパンを「脱出」して新しい土地へ生活の基盤を移すと言う人がとっても多い。 子供たちも何となく「寂しさ」を感じるのか、アロンが聞く。 「オンマ、僕たちもいつかどこかへ行くの?」 「うーん、いつかは行くかもね。」とあいまいに答えると、「どこへ行ってもいいんだけどね。」と、別に行っても行かなくても、それ自体はどうでもいい模様。 彼の話の核心はそんな事ではないらしい。 「どっかへ行く前にゼッタイ行きたいとこがあるんだけど。」 いきなり真剣な表情。 それが言いたかったのね。 どっかへ行く前に、ゼッタイ行きたいとこ?ややっこしいけれど、つまり彼にはとにかく行きたいところがあるらしい。 どうせどこかへ行くなら、彼の意見も一応聞いておこうではないの。 それは、どこ? 「ロンドン。」 ぶぶぶ。 ろ、ろんどん・・・。 そうかぁ。ろんどんに行きたいんだね~、アロンは。 アロンの大親友は、テキサスへ。もう一人の友達はグァムへ。日本へ帰る友達もいる。 そんな中、アロン…

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私の楽しみ。

最近、楽しい楽しい、「楽しみ」が出来た。わーい。 「楽しみ」とは、大好きなヨガのインストラクターであるジョーがリードしてくれるヨガクラス。 1年ほど前に個人的な事情でシンガポールに越して行った彼女は、古巣であるサイパンに1ヵ月半ほど帰ってきていて、久しぶりに帰って来た「休暇中」にもヨガクラスを開いてくれている。 迷わずクラスへの参加を決めて、週3~4回、彼女のクラスに通っている。 ヨガでよく言われる、「日頃使わない筋肉を使う。」とか、「全身のストレッチ」という事も去ることながら、1時間半のクラスを受けることによって、精神的に受ける作用を実感している。 その1時間半の間は、日々の生活にまつわる全ての事を忘れてただ、自分の体の内側に神経を集中する感じ。 考えてみれば、このヨガのクラスがなかったら「自分の事だけに集中する時間」を作るのはとっても難しいことに気づいた。 誰かとの対話をせず、家族のことや、仕事の事、お金のことや時間のことを一切考えない時間。 一般的なオトナ(どんなオトナだ?!)は、そんな時間を持っているのだろうか。 私は、イザ考えてみると、そんな時間は皆無だった。 ヨガの間は、そういう事-つまり日々の生活そのものにまつわる事-を一切考えずに、ただひたすら、インストラクターの言葉に出来る限り忠実に体を動かす事だけに集中する。 言われたまんま、素直に従う、という従順な受け身の姿勢も、日頃の私にはない事ですね、考えてみたら。笑 ヨガスタジオで過ごす時間は私にとって、そんな非現実的ともいえ…

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