道
自分のブログを読み返してみた。
小説の中の主人公が自分と似たような境遇の人物だと、自分と主人公を重ね合わせてグイグイと小説の世界に引き込まれていくけれど、自分のブログは「自分と重ねあわせる」どころか、まさに自分の事を自分の好き勝手に書いてあるので、私にとっては自分のブログが、トーゼン、面白い。
すっかり忘れていた出来事もこれを読むと、こんな事もあったと思い出す。
それに、その当時の思いや感情も。
そうそう、そうだったんだよーと思わず深くうなづきたくなるような事もたくさん書いてあるし、「私はこんな事を考えていたのか」とか、「そんな風に思ってたんだっけ?」と自分の考えが意外に思えたりする。
時を経て、自分の考え方自体がちょっとずつ変わってきているのかも知れない。
え?こんな事まで書いちゃってたの?と思えるような事も勢いに任せて書いちゃってるじゃないか。
誰が読むかわからないのに。というか、知らない誰かが読むことよりも、私は回りの家族と友人に「こんな事まで言っちゃっていいワケ?ホントにいいの?」と自分にもう一度確認したくなるような事も書いてある。
かといって、それは今更消すほどの、さらけ出してはいけない重大な問題がある訳ではないのだけれど。
ここに書いてある事は、適度に楽しく、適度に悲しく、適度に嬉しく、適度に憤っている、まさに日常のひとコマ。
どんどん流れていってる生活の中のひとコマは、私の場合、どんどんと忘れていってる感じがするので、これをたまに読み起こして、あ、こういう事もあったなぁと思い出…