子供のけんか

子供たちだけで映画を観に行った。 映画が終わる時間に迎えに行くと、アロンと隣りんちのジョセフだけ、見慣れない野球帽を持っている。映画館に入るときはそんなものは持っていなかった。 「あー、面白かった。」「あの場面覚えてる?最高だったね。」などとジョセフとアロンは盛り上がり、帽子を持っていないジェイクだけは言葉少な。 ちょうどジョセフのママもそこに迎えに来たので、彼は車を乗り換え、母親と家に帰って行った。 さて、と。 「ジェイ、帽子、どうしたの?」 と言うやいなや、涙が目に盛り上がって来て「ひぃぃ。」という絞り出すような声で泣き出した。 はぁぁ、また何かあったのかぁ。 なだめるの、大変なんだよねぇ。 泣き出したのにはとっても長い理由があって結局、彼にしてみればジョセフのやり方が気に入らなかった。結局ジョセフのものとなった帽子(みんなで遊んで取ったUFOキャッチャーの景品なんだけどね。)は間違いなくジェイクのもので、ジョセフが「卑怯なやり方」でぶんどっていったという。 でもよく聞くと、どっちもどっちで、結局2人で景品を取ったようなものなのだ。 よくあるでしょ?UFOキャッチャーで惜しいところでつかみ損ねたけれど次ゼッタイ取れる、というやつ。 それに加えて、ジョセフはお金を持って来なかったというのでジェイが持っていたお金で一緒に遊んだらしいのだが、その「あ、次ゼッタイ取れる!」という場面でジョセフは「持っていない」はずのお金を出して、まんまと帽子を自分のものにしたらしい。 ジョセフもやるなぁ…

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サイパンのニュース

数日前の新聞の見出しは、すごいといえばすごかった。 これでもかという程、サイパンの「不景気」関連のニュース。 まず、電気の供給制限。また。Again。 である。 そう、このところ、一地域につき1時間から2時間ぐらい。多い時は一日に何度もある。 一瞬にして電気が切られる。「停電」である。 ラジオでは、午後12時から翌日の午前2時にかけて地域的に電気の供給がストップするという事は言ってたらしいのだけれど、時間帯が長過ぎて、私たちが住むネイビーヒルは一体何時頃に停電になるのか予測がつかない。 忘れた頃に「バン」と切られるのだ。 私が住んでいるネイビーヒルに、その停電は午後4時にやってきた。 仕事は3時頃には終わってしまうので、今日はうちでハンバーグでもどっさり作って子供たちとうちで食べる?とまたまた隣りのサニーと打ち合わせしておき、ハンバーグをこねて炒める野菜も切っておいた。サラダも作って大きなボールごと冷蔵庫で冷やす。 あとはご飯を炊いて野菜を炒め、ハンバーグを焼けば出来上がり。 よーし。 というところで、「バン」である。 一体何時に電気が戻るのかもわからない。 1時間ぐらいなら待って、ご飯を炊く事も可能だけれど、3時間停電となるとハンバーグは電気のついていない冷蔵庫にひとまず入れておいて外に出て食べるしかない。 いつかこのブログで、停電もたまにはいいもんだ。という事を書いたけれどそれも時と場合による。 それでなくても暑いのに西陽が部屋に差し込んで、暑いったらない。 結局5時過ぎに電気がつ…

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ケビン。

サマーキャンプで「ケビン」という新しい友達が出来たという。 うちで一緒に遊びたいと子供たちにせがまれた。 子供たちを迎えに行った時に、話には聞いていたケビン君と初めて会った。 背が高くて手足も長くてヒョロヒョロとした優しそうな男の子。 背がとっても高いからか、大人びて見える。とてもジェイクと同じ10歳には見えない。 うちに遊びに来る?というと嬉しそうにうなづく。 それで彼を迎えに来る、彼のママと相談しようと、彼女を待った。 間もなく来た彼女の了解も得てうちに始めて遊びに来たケビン。 当然のように、隣りの家にジョセフもやってきて、男の子が5人。 家の中はうるさいなんてもんじゃないけど、まぁ、いい。 それじゃ、まずお昼ご飯を食べてから遊びなさいという事で、食卓に座ったケビン君。 座ったそうそう、ニコニコと言った。 「僕、箸の使い方わかんないんだよね。」 えっ。うちに遊びに来るアメリカ人の子は、当たり前のように食卓に置かれた箸を上手に使って食べたので、意外だった。 そうかー。もしかしたらこうやってアジア人の友達と仲良くするのも彼にとっては初めての経験なのかもしれない。 うちの子供たちは「箸が使えない友達」にますます興味を示し、ね、ね、教えてあげようか?などと、皆で箸を持って講義が始まった。 ニコニコと素直に箸でおかずをつまもうとしていた彼だったが、あまりにもうまくいかないその事に笑い出し、「僕はスプーンでいい。」 うーん、なかなかカワイイ子だな。 そして私も一緒に食卓についたのだけ…

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マイクロネシアン・ゲーム

マイクロネシアン・ゲームという、島の人たちのスポーツイベント。 これはADAジムにいつの間にか描かれた壁画。 小さいながら、ひょんな事からこんなブースを出す事になり、私はあまり気乗りしなかったのだけれど渋々機材を持って行った。 だってせっかくの週末、こんな暑いグラウンドで、韓国人の学生がアルバイトで座っていることにはなっているけれど、色々と気を配らなくてはいけないし、だいたい人がたくさん集まる場所はあまり好きではない。いるだけで疲れるなぁ。 それでも主催者側に知り合いがいて、何となくそんな話になってしまったというので、行くには行った。 「マイクロゲーム」は、約1週間にかけて、近隣の島々からやってきた運動選手たちがあらゆるスポーツで競い合うというもの。 4年に一度集まるという事で、今年はサイパンが主催国ならぬ、主催島になったらしい。 準備委員会のようなところで色々とボランティアをやってる人に聞いたら、この大運動会にかかる費用は政府から出ているものは一切なく、すべてはボランティアと企業からの寄付によって賄われているという。 どうせ小さな島の人たちが集まって・・・、、な~んてちょっと小ばかにしていた私だったけれど、そんなこんなで自分の意志に関係なく行く羽目になってしまった私は、とりあえず、という感じでオープニングセレモニー-開会式-を見る事になったのだけれど、これが思ったより素敵なものだった。 出場する島の名前をざっと挙げると、ヤップ、チューク、コスラエ、キリバチ、パラオ、グァム、そしてCNMI(…

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Mojito

買ってきたラム酒がボトルの中にまだ半分残っている。 ジーッと見ていると、やっぱりポートランドで飲んだあのカクテルの味が忘れられない。もう考え始めるといますぐあのカクテルを飲みたくてしょうがなくなる。 きのう、試行錯誤でどうにかそんなような味で飲んだけれど、やっぱりあの味じゃなかった。 ポートランドで入った、あのペルー料理のレストランの店。 あの店の名前、なんだっけ? 何百枚の中からその写真はすぐみつかった。 店を出てからしとしとと降る雨の中で写真を撮った事を思い出した。 ワクワクと嬉しくなり、ウェブサイトを検索してみると一発でいとも簡単にその店のウェブサイトが見つかり、当然、そこにはカクテルのメニューも出ていて、レシピまでちゃんとメニューに載っていた。 そうそう!カクテルの名前はMojito(モヒトゥ)だったぁ! 私がレストランで手に取ったメニューがそっくりそのまま載っている。10年ぶりに旧知の友に再会したような気分。 が。 早速レシピに目をやると、バジルだと思い込んでいた葉っぱは、 あれ? バジルではなくて、ミントでした。 いつから私の記憶がすりかわってしまったんだろう。 ラム酒にミントの葉に、生のライム、それにケインシュガー。カクテルに入れる砂糖の一種だろうか。それを全部シェイクするらしい。 あの葉っぱはそう言われてみれば、ミントだったな。 そうそう、あのすっきりとした感じはバジルじゃなかった。 おとといは自分の記憶を信じて疑わず、バジルバジルと大騒ぎして庭からもいできた…

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今日のこと、明日のこと

景気の悪化で、会社の労働時間が減った。なので3時には仕事を終えて家に帰ってくる。 仕事が終わっても外はまだ明るい、どころの騒ぎではない。 退社後、子供たちとビーチに遊びに出かける、とか、映画を観に行ってそれからテニスに行く時間も充分ある、という感じ。 一日で二日分楽しめる訳だけれども、最近の暑さでちょっと気力が出ないでいる。 もー、午後3時の暑さといったらハンパじゃない。 ビューンと車で家に戻って、ひんやりとしたエアコンの風に当たっていると、もう外に出たくない。 今週は、子供たちと隣りの家のジョセフが同じサマーキャンプに通っている事もあり、午後はうちには元気な男子が3人。 リビングルームで思い思いにゲームをしたりテレビを観たり、オセロやチェスを持ち出したり。それもいいだろう。 午前中は、子供たちもキャンプでサッカーにフリスビー、ビーチで泳いだりと、思いっきり飛び跳ねてきたからね。 ジョセフのママもうちに来てエアコンの効いた部屋でコーヒーでも飲みながらダラダラと過ごす。そういう午後の時間を過ごして今日で三日目。 今年の夏休みは、日本行きもあきらめ、子供たちはひたすらサマーキャンプ。 7月始めには親しかった友達が日本から遊びに来る事になっていて待ち遠しい。 それまで私は仕事に専念、と言いたいところだけれど、労働時間が減ったから当然、給料も減る。 それでも夕陽が綺麗だね~、とか言いながら飲むコーヒーはおいしくて、まぁ、明日の事、余計な事はあんまり考えないで、とりあえず今の事を考えていようかなぁなど…

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