子供のけんか。

今日はアロンの誕生日。 リーさんは出張で韓国に行っているので、家族3人のお祝いとなった。といっても、3人でディナーに出かけるでもなく、平日なのでお友達を呼んでパーティを開く訳にもいかないので、学校のランチ時間に特大ケーキを持っていった。友達にハッピーバースデイを歌ってもらって、取りあえずは満足のようである。 数日前に学校から持ち帰ってきたリポートカードも「オール5」ではないけど、ほとんどそれに近い成績で先生のコメントも「何も言う事はありません。素晴らしい生徒です。」というような事が書かれていた。 冗談のようだけど、ホントの事だから、とりあえず自慢しておこうと思う。笑 それで夕食を食べながら、日頃ゆっくり聞いてあげられない学校での出来事なんかを事細かに聞いているうちに、ジェイのクラスメイトが「3日間の謹慎処分」になったという話を聞いてびっくりした。 学校の横のグラウンドには大きなマンゴーの木があるのだが、もうすぐシーズンのマンゴーが少しずつ実をつけている。 そのマンゴーを取ろうとして、学校では厳禁になっている「石を投げる」という事をしてしまった子がいるらしい。 そしてマンゴーめがけて投げた石は、当然のように外れて木の側にいた男子学生の背中を直撃したらしい。 日頃から、学校の回りには砂利が敷き詰めてある場所があって、とにかく石を手に取って投げる、という行為は校長先生から厳しく禁じられていた。 停学と言っても、まだカワイイといえばカワイイ理由だが、それでも石が頭を直撃したりして一歩間違えれば大事故…

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口笛。

ふとした時に、回りの誰かが口笛で歌を口ずさんでいるのを聞くと、ほっと安堵するような気分になる。 お手伝いさんのタプティムが口笛を吹きながら床を拭いていたりすると、あぁ、嫌々ではなく、仕事を楽しんでやっているのだな、と安心するような気分になる。 次男のアロンも、宿題をやりながら、ゲームボーイをやりながらよく口笛で歌を口ずさんでいる。 息子のそれを聞くと、素直に心がなごむ。楽しそうだな。 リーさんもよく口笛で歌を歌っている。どういう時かというと、例えば休日の昼間、みんなで家でゴロゴロしている時なんかに、窓越しに海を見ながら、とか、朝、起きて部屋から出てきながら、とかそういう何て事ない時に。 彼は歌が得意で、それでなくても口ずさむと言うより大声で歌っている事もあるのだけれど、やっぱりふとした時に口ずさむ歌の方が私は好きだ。 彼の口笛を聞くと、それもほっとする。 あ、気分がいいのだな、と思うと私も肩の力、というか、「心の力」が抜けるというような、安堵感に包まれる。 私は口笛を吹けないというのもあるけれど(笑)、もともと何かをしながら歌を口ずさむ、という事はした事がないと思う。 気持ちに余裕がないのだろうか。 実際、誰かが口ずさんでいる歌を聞いて気持ちがほぐれて、それまで頑なになっていた自分の気持ちに気づく事もある。 肩に力を入れてしゃかりきになるのは嫌だと思っている私だけれど、誰よりも肩に力が入っているのは他でもない私なのかもしれない。 ふとした時に歌を口ずさむような、そういう生活が私はいいと思う。

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3連休。

今週も色々な事があった。 子供たちは学校で、中国語の時間があるのだが、その授業の一環でチャイニーズレストランのブッフェランチを食べに行き、実際の料理を見ながら中国語の発音を習うと言う。 「マーボードーフ」「チンジャオロース」を大声で復唱している子供たちの声を聞いて、あー、それなら私も知ってるー。と心の中で叫んだ。 子供たちもなかなか楽しそうである。 父兄も参加してもいいという事で、ちょうど午後から出勤だった私はお昼時間に子供たちに合流した。 この前は、中国系のグロサリーストアにクラスの皆で押し寄せ、生活雑貨の名前を中国語で発音してみる、という授業があり、それも面白そうだった。 中国語担当のセリア先生があらかじめお店の方に伝えておき、レジのところで生徒が一人ずつ「これはいくらですか?」「これをください。」といった簡単な文を中国語で言って実際に物を買う、という実習である。 そして今日。 今週は金曜日が休日だったので週末3連休。 今日はマイクロビーチの木陰でのんびりした後、プールで泳ぎ、ハイアットのジャグジーとサウナで至福の時間を過ごした。夕食はどうする?という話になり、うちで集まろうという事で即決。 各自、家から料理を持ち寄って夕食、となった。 君は人が集まるとなると、テーブルの用意がホントに素早いね。と隣りのジョーにも褒められた。 まさしく、経験が物を言う、とは私にとってこういう時に当てはまる。 人を呼んで家で食事、というのは結構慣れているので、必要なものがさっと頭に浮かび、今日は我ながら素…

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言葉と野球。

会社にお客様が来訪。 「○○さん、いらっしゃいますか?」と聞かれて「○○さんは今、いらっしゃいません。」と答えた私。 ちょっと年配のその方は、一瞬の沈黙の後、苦笑いしたように見えた。 日本語の使い方もわかっていない、とあきれたのかもしれない。 あー、恥ずかしい。 すぐ何かおかしいと気づき、「あ、えっと、○○は今、おりません。留守にしております。」しどろもどろ。になったのだが、こーいう時が一番混乱する。 英語の場合はただ、丁寧な言い方にすればいいだけ。 韓国語の場合は、目上の人にはとにかく丁寧な言葉。 ところが日本語の場合は、ややっこしい。 身内の場合は、それが親であっても卑下した言い方をするのが正解でしょ? これは日本にいるときはそれなりに慣れて使いこなせるけれど、ここでは難しい。 つい韓国語の言い回しになって、同じ社内の人であろうと家族であろうと、丁寧な言葉になってしまう。 例えば、「主人は外出しております。」というのも、韓国語では「外出なさってます。」と言う。 必ず、というワケではないし、夫が妻の事を「なさっている。」とはゼッタイ言わないけれど、それでもリーさんに電話がかかってきて、リーさんが留守の場合は「いません。」ではなくて「いらっしゃいません。」だ。 日本語と韓国語が私の頭の中でこんがらがるという事はほとんどないのだけれど、こういう言い回しの時は思いっきり混乱する。 私だけではなく、うちの子供たちの日本語も面白い。 韓国語は、子供が目上の人に丁寧な言葉を使うのは基本だ。 た…

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早起きは三文の得。

週末の一日は、早朝5時に始まった。 赤十字主催の、Walkathon-日本語で言うと、歩け歩け大会、というところだろうか。-が6時に始まる。 参加者から集められたお金は全て赤十字社への寄付金となり、このイベントに参加する事はつまり助け合い運動に参加する事になる。 何とな~く毎年のこのワーカトンには家族で参加するのが恒例になった。 子供たちとリーさんもむっくりと起き出し、6時前に皆で家を出た。 サイパンではビーチロードでのマラソンやワーカトン大会が行われるが、このレッドクロスのワーカトンが一年を通して一番大きなイベントじゃないかと思う。 KILILIビーチにあるブースには、このイベントに協賛している企業や学校の名前が書かれたカードが何十と並んでいて、私が勤める会社の名前もあるのだが、そこは素通りし、子供たちの学校のカードの前で参加費を払ってTシャツを受け取った後、早速ガラパンに向かって歩き始める。 歩く距離は、5マイル。8キロぐらいになるのだろうか。 歩き終わった後は、サンドイッチとドリンクを受け取り、各自解散となる。 その足で子供たちをハングル学校に降ろす。 子供たちもさすがに疲れ気味だけれど、2週も欠席したので今日は休むわけには行かない。 家に戻り、「あー、横になってもう一眠りしたいなぁー。」という気持ちを振り切ってヨガのクラスへ。 ワーカトンで一汗かいた後、さらにヨガへ向かう私って、ホントに頑張ってるなぁと自画自賛して駆けつけたけれど、ヨガのスタジオには私と同じようにさっきワーカト…

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大計画。

サイパンという島は、根を生やす事が出来ない。それが問題だ。 うちの裏に生えているかぼちゃやトマトの話ではない。 週末だというのに朝から早起きして大量のキムパプを作り、ジェイクはサッカーグラウンドに、アロンはハングル学校の運動会に。 リーさんにそれぞれの場所に子供たちを下ろしてもらって私はヨガクラスに。 ヨガも終わり、運動会も終わり、サッカーのゲームも終わり、それぞれが集まったのが午後になってから。 同じ年頃の子供を持つ、顔なじみの父兄たちも一日中こうして週末の一日を子供たちのイベントに付き合っている。 あー、こうやって子供に付き合っていると私にとっては貴重な週末の一日があっという間に終わっちゃうわねーなどとブツブツ言うと、隣の家のサニーが「こんなふうに子供たちと一緒に過ごせる時期もあっという間に終わっちゃうのよ。どうせなら子供たちが小さい今のうちに楽しまなくちゃ。」といなされた。 言われてみればそうかもしれない。 今日のサッカートーナメントは男の子のみのチームだったので、試合後の打ち上げ会の定番となったボビーキャデラックに集まった父兄は皆「息子を持つ親」たちなのであった。 そんな事は考えた事もなかったが、サニーは「この場にいられるのも息子がいたからよ。息子がいなかったらこういう家族の集まりにもこれなかったのよ。感謝しなさい。」と珍しくごもっともな事を言うので、「あら、今日はいつものオンニじゃないわね。ヨガで精神統一したのがよかったのかしら。」と二人でふふふと笑った。 それぞれ家に戻り、サニーが…

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