言葉。

今更言う事でもないけれど、この小さな島-サイパンは、まさに人種の坩堝-るつぼはこう書くのか・・・。-である。 人種が多いから、私の回りの友達を見ても色んな組み合わせの国際カップルが。 中には、お互いの共通の言葉-ほとんどが英語-が半分も通じないように見えるカップルも幸せそうに暮らしている。 数年前まで、私はそういう人たちを見ると不思議な感じがした。 自分の考えや、思いを大好きな相手に言葉として100%伝えられないなんて、悲しくないのかなぁ、と。 でもそれはきっと浅はかな考えなのだろう、と最近になって思う。 お互い同じ屋根の下で暮らしていれば、相手の思っている事は言葉というツールを使わなくても伝わっているのだろうし、心の奥底にある本音や情というのを言葉で簡単に言い表せたら、それこそおかしいのかもしれない。 以前は、こう思っていた。 言葉がちゃんと通じていても、相手が何を考えているのかさっぱりわからん@@という事があるのに、まして言葉がしっかり通じない人と生活を共にするのは余計、訳がわからなくなりそう、と。 でも今はちょっと考えが変わった。 言葉が通じすぎるというのも考え物だな。 言葉が曖昧で、相手の言ってる事もイマイチよくわかんない、ぐらいがちょうどいいのかな、と。・・・。ぶふふ。 ま、それでも私の回りの国際結婚のカップルにも中にはやっぱり言葉の問題で行き違いがあり、誤解を解くのが大変だと言う人もいれば、私は私で夫婦でとことん話し合った時には、言葉がしっかり通じてよかったな、と思う事もあって…

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週末

今週末は、ここ半年間、週に二回続いていた子供サッカーのトーナメントの集大成、チャンピオンシップがあった。 ジェイクとアロン、二人とも一度も練習に抜けずに参加してきた。 最初は、友達が一堂にグラウンドに集まってただ楽しめれば、と思って始めたけれど、実際始めてみると子供たちの上達ぶりに目を見張るほどだった。 特にジェイクのチームメイトは皆、学校のクラスメイト、それにコーチは父兄の一人だという事もあってチームワーク抜群だった。 最初の頃は、 こんな感じでのどかなものだった。 試合と試合の合間には、友達の誕生日パーティにも駆けつけた。 パーティから戻ってまた二試合目に臨んだのだけれど、ジェイクのチームが勝ち進むに従って、それどころではなくなった。 そして最終日の今日、ジェイクのチームは見事優勝を決めたのだった。 今降っていた雨が止んだと思ったら、向こうの空から真っ黒な雨雲がまた押し寄せてきて土砂降り、という天気だった。 グラウンドはぬかるんで、子供たちのユニフォームは泥で汚れ、それでも大雨の中で必死にボールを追いかける子供たちの姿は結構、素敵なものがあって、親たちも雨の中、熱くなった。 決勝戦の後の一枚。 ずば抜けてうまい子供がいる訳ではないのに、チームワークで見事優勝を決めた彼らに拍手を送ってあげたい。 たかが子供サッカーだけれど、とっても素敵な試合だった。

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髪。

子供たちの髪を切りに行った。 二人ともちょっと成長して、前のように床屋さんの鏡の前に座って「適当に短く切ってください。」という訳にはいかなくなった。 「ヘアースタイルの写真を見てから決める。」などと生意気な事を言う。 そして自分で若い美容師さんに「ここはあんまり切らないで下さい。」とか「ジェルをつけて髪を立てたいから前髪はちょっとだけ短めにしてください。」とか鏡越しに真剣だ。 ぷっ。 優しい美容師さんはいちいちうなづいてくれ、はいはい、ここは長めね、とか答えてくれている。 「短くスポーツ刈り」は嫌だと言う。 なぜかというと、僕は背も頭も小さいから、スポーツ刈りにすると友達より余計小さく見える。髪が長めだとちょっとお兄ちゃんぽく見える、らしい。 ぷぷっ。 的を得てはいるけれど、何だか往生際が悪いというかね。 「小さいからって髪を伸ばしてちょっとでも大きく見せようとするのって、すっごいかっこ悪くない~?すっきりさっぱり切って『チビで痩せてて何が悪い??』って堂々としてるのがとってもかっこいいと思うんだけどね~。」というと、リーさんが横で「お?いい事言うね。その通り。」とか何とか言って、すっかりのせられたジェイクは結局短くスポーツ刈りに。 次男のアロンは、「スポーツ刈りは嫌だ。」の一点張り。 スポーツ刈りってどういうのか、分かってる?と聞くと、良くわからないけどとにかくスポーツ刈りは嫌、らしい。 そうかそうか、という事で、彼の主張は即、却下。 美容師さんに「バリカンで短く刈ってください…

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夕陽。

見た見た見たーっ! グリーンフラッシュ。 陽が沈む瞬間に地平線と空の境目が緑色にピカリと光るあれである。 陽が沈む時間にたまたま出かけようと外に出たら、真ん丸の太陽がちょうど地平線に沈んでいくところだった。 家の前で車を止め、沈んでいく太陽をみつめた。 遮られるものもなく、地平線に沈んでいく太陽を見て、あー、今日一日、太陽は昇っていたんだなー、忘れてたなーとまぬけな事を考えた。 今日の沈んでいく太陽を心に刻んでおいて、たまに思い出すのもいいな、と思う。 自分の中に怒り、嘆き、悲しみ、そういう感情が湧き上がった時に。

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夫婦。

自慢じゃないが、うちの夫婦はよくけんかする。 けんかする夫婦ほど仲がいいとは聞くけど、当の本人は到底そんな気分じゃない。 けんかしている真っ最中は、もうこの分からず屋の首をしめたろか~、という物騒な事まで考える。 相手も同じような事を思っているだろう。 子供たちの前では出来るだけそういう部分は見せないようにしているが、この前は子供たちの前でつい言い合った。 子供たちの手前、険悪なまま話は知りきれトンボで終わった。 気持ち悪ぅ。 言いたい事の半分も言ってないのに。 むかむか~。 するとジェイクがうへへ、と近寄ってきて日頃家では使わない英語で言った。 「Mom, don't mention about the "D" word,OK?」 つまりDで始まる言葉を口にするのはやめてね。という事だ。 Dで始まる言葉? あー、次の瞬間、私の頭には彼の考えている単語が浮かんだ。 divorce、つまり「リコン」という単語である。 うっ、と言葉に詰まっていると、横でアロンが素っ頓狂な声を上げる。 「I don't care.(別にいいじゃん。)」 「ジェイクがアッパについていって、僕はオンマについていけばいいじゃん。ねっ?」 うっ。。。。 益々言葉に詰まっていると、アロンがジェイクに怒られている。 "Stop saying that.you don't know anything." お子ちゃまは黙ってろ、って感じですかね。 アロンは「え?そーゆー事じゃないの?まだ僕の知らない事があ…

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조재현

寝坊してしまったので、子供たちにはどうにか朝食を食べさせ、私はボサボサ頭のまま、ひとまず子供たちを学校へ送っていった。 その後家に戻り、どうせ遅れたのだからとゆっくりシャワーを浴び、いつもより念入りに化粧もし、さて行くか、というところでふとテレビをみると、なんと!! 私の大好きな韓国の俳優-조재현-チョ・ジェヒョンが韓国のバラエティ番組に出演しているではないですか!! 何を隠そう、私はこの俳優が大好きなのだ。 会社なんかそっちのけで画面に吸い込まれるようにソファに座り込んだのは言うまでもない。 昔から若いタレントや俳優にかっこいいと思う人はあまりいなかった。中学生のときにバートレイノルズにファンレターを書いて送った事は前にここでも書いた。確か何かの映画でチョ・ジェヒョンを知ったと思うんだけど、何だったかは忘れてしまった。 覚えているのは「ピアノ」というテレビドラマと「나쁜 남자」(悪い男)という映画だ。 목포는 항구다という映画も観たけれど、全然面白くなかった。 チョジェヒョンはかっこよかったけど。 そんなに二枚目でもないし、大ヒットの作品に出演する訳でもないけど、なぜか惹かれてしまう俳優。

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