移動

仕事場を移る事になった。 といっても転職する訳ではない。 今のオフィス(倉庫とも言う。爆)はジェネレーター(自家発電機)がない。 パソコンがないと仕事にならない私は、突然バーンと電気が消えて停電になると、しょうがなくちょっと売り場をうろうろ、ぶらぶらしたりして同僚の仕事を手伝うか、帰宅するしかなかった。 それで上司にパソコンだけでも使える小型のジェネレーターを買ってくれるよう掛け合った結果、帰って来た答えは、会社には今ジェネレーターを買う予算がないので、ジェネレーターのある売り場の二階にあなたが移りなさい、という事だった。こんな展開になるなら、ジェネレーター買ってくれなんて言わなければよかったと思ったけれど後の祭り。 売り場の2階は、今のオフィスに比べて格段に綺麗だし、掃除担当の人が掃除もしてくれる。自分でゴミ箱を空けて、机を雑巾で自分で拭いてる今とは段違いだ。仕事の環境はいいのだが、問題は環境が良すぎる事。というのは、2階は社長室を始めとして、各部署のマネージャーのオフィスに取り囲まれるようにして私のデスクがあるのだ。パソコンが置けるデスクとカラープリンターが不可欠なので、最適の場所はそこになったらしい。 そして各マネージャーは、部下が気軽に出入り出来るようにか、それともただ風通しのためか、大体ドアをバーンと開けておく。 がーん。これでは私用の電話などかける事はできない。社長室に筒抜けなのでガハハと笑う事も出来ない。朝、出社した途端、今日の新聞を広げる事も出来ないし、仕事の合間にはげかかったマニ…

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심심풀이 땅콩

심심풀이 땅콩を直訳すると、何となく口が寂しいときのピーナッツ、という感じかな。あってもなくてもいいんだけど、あれば食べる、というような。 例えばこういう時、使う。 美しくて気も利く、若くて仕事も出来る、家事も子育ても完璧、という文句のつけようのない素晴らしい妻がいてオトコはそれに満足しているにも関わらず、外に愛人を作ったとする。 そうするとこの愛人はオトコにとって심심풀이 땅콩、という事になる。 もしくは、ハンサムな頭の切れる、この上なく優しい彼氏または夫がいてシアワセなのに、ふとした拍子に何となく気分を変えたくなって他にオトコを、という時も、このオトコはオンナにとって심심풀이 땅콩だ。 でも大事なポイントは、その愛人は「どーでもいいような」オトコ、又はオンナだという事。まさに「あってもなくてもいいんだけど、あれば食べるピーナッツ」なのだ。 魔がさす、とか浮気、とか言うのとは違う。「感情」は動かないからだ。 なぜこんな事を書くかというと、友人の一人が(本人いわく)まさにこの심심풀이 땅콩扱いされ、プライドが大いに傷ついたと憤慨した。 「私はそんな安っぽいオンナじゃ…

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言葉と感情。

この前韓国ドラマを観ていたらこういう場面があった。 結婚適齢期を過ぎた娘がいつも辛い恋愛ばかりしていて母親の前で泣きながらやけ食いしている。 母親は娘のそういう姿を見るのが切なく、出来る事なら娘にシアワセな恋愛をさせてあげてシアワセな家庭を築く姿を早く見たいと心から願っている。ここまでは韓国だろうと日本だろうと母親の気持ちは万国共通だと思う。 問題は母親の気持ちの表し方。 日本のドラマだと、多分、娘のやけ食いする姿を見て涙をホロホロ流していたわるとか、お見合いを勧めて娘を励ますとか、見てられないわ。とか言いながら部屋に引っ込んでしまう、とかそんなとこじゃないだろうか。 でもこの韓国ドラマでは、母親がキーッとなって言うのだ。 「あーっ、いやだいやだ。あんたじゃなくていっその事、かぼちゃを生めばよかった!かぼちゃでおかゆ作って食べたほうが、あんたを生むよりましだったわ!」というような事を言う。泣いていた娘のほうも母親の剣幕に驚いて「ひっひっひ。かぼちゃを生むんだって。くっくっく。」と笑い出す、という場面だったのだが、母親のセリフと「発狂」する感じがおかしくて一人でテレビの前で大笑いした。 韓国人が良く使う속상하다という言葉のニュアンスも日本語に直すのは難しい。「心が痛む」「悲しい」「つらい」、大体そういう意味だけど、全部合っているようで、何だかしっくり来ない気がする。 韓国人が言う속상하&…

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週末。

朝、子供たちをハングル学校に送り届けてヨガのクラスへ。 うちの隣りに住む韓国人のオンニとは、顔を合わせるとヨガの話で盛り上がる。どういう話で盛り上がるのかと言うと、ヨガの「マイ・マット」を買うか買わないか、とか、クラスで流れるあのヒーリングを思わせる音楽をどこで手に入れるか、とかそういうくだらない事で話は盛り上がり、二人でゲラゲラ笑う。 昨日、車のガラスに張ってあるシート(あれは何て言うんだっけ?スモーク・・?)を張り替えたのだが、(車を買って以来一度も張り替えてなかったので8年も張りっぱなし。)そこのショップで子供たちのカッコイイ自転車が売っていた。サイパンの子供トライアスロンにも参加出来る6速切り替えが出来るかっこいいやつ。 それと下の子にぴったりの少し小さな自転車。 衝動的に買ってしまった。 いきなりの出費にちょっと落ち込んだけど、今日公園で子供たちは自転車に乗って私はそれについていく。歩いたり、走ったり。これがちょうどぴったりのいいペース。 買ってよかったな。そしてその散歩の前には、今日から始まった子供たちのサッカーの練習があった。 幼稚園児から中学生ぐらいまでの子供たちが一堂に集まって今日が初日、レベルや年齢に合わせてチームに分けられる。 新聞にはサイパンの子供たち250人が申し込んだと出ていた。 公園の中にある芝生に集まった子供と親の数の多さにび、びっくり。 芝生ではオトナたちが子供とボールを蹴りあったり、ビーチチェアやござみたいのを持ちこんでおしゃべりに夢中になっていたりと、サッ…

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友人の家で。

歯が痛いと言いながら、抗生物質と痛み止めをひっきりなしに飲んだら少し痛みが和らいだ。待っていたように友人の家に集まろうと連絡が来た。 私は一昨日からまともなものは何も食べず薬漬けなので、さすがの私もお酒は控えたけれど、3組の夫婦が集まった今夜は楽しかった。 お酒の席で私がお茶だけを飲み続けたのは、今夜が初めてだ。 今夜なぜ集まったかと言うと、友人夫婦が7年前にキャッシュ、即金、一回払い、ウン十万ドルで!買った彼らの家を、この不景気の嵐が吹き荒れるサイパンで今日、希望を上回る金額で、キャッシュ、即金、一回払い、ウン十万ドル(しつこい。笑)で、売ったのだ。 色んな事情で、愛着のある家を手放したのだから心寂しいはずなのだけれど、上に書いたような条件でポーンと売れたので「お祝いパーティー」という事になった。 この家では前にも何度か夕食を一緒にしたが、バルコニーからは遮るものが何もなく一面に海を見渡せて広々としたステキな家だった。 この家でパーティできなくなるのは寂しいけれど、ここの奥さんの作る料理はとってもおいしいので、新しい住居が決まったらそこにまた集まることになるだろうと思う。 年齢、結婚生活、子育て、人生経験・・・、全てにおいて私より先輩の人たちに囲まれて色んな話を聞いてもらったり、聞いたり出来るのは楽しい。

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歯が痛い。

歯が痛い。奥歯。 話すのも嫌だ、食べるのも嫌だ。 歯医者さんに行くのは本当に嫌だったのだが、もー、この歯をどうにかしてくれ~、という限界状態になり、お願いだから歯を抜いてください、という心境にまでなったので、歯医者に行った。 が、期待空しく(?)歯は抜いてくれなかった。 代わりに、グァムに飛んで手術を受けろと言われた。ぎゃ~っ。 それは嫌です。とりあえず抗生物質で痛みは治まると言う。 その後、様子を見ることにする。と、勝手に結論を出した。 ついこないだまで「どこも痛くない健康な日々」を送っていたけど、これは当たり前のようでとってもシアワセなことだったんだなぁと、こういう状況になってしみじみ思う。

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