朝から冷や汗
朝、Gを仕事に送り出し、キッチンを片づけてちょっとした雑用も片づけて。
とりあえず片付いたからちょっと休もうと、まだボーッとした頭で朝入れたコーヒーを片手に、フェイスブックを開けてみたら。
最初に目に飛び込んできた画面を見て一瞬、思考停止。
目が点。
頭がパニック。
え?え?
そこには、Gの投稿が。
Gは滅多にフェイスブックに投稿しないんだけどね。
そこにはデカデカと、私とGのカカオトークでのやりとりのスクリーンショット1枚が。
え?
私のケータイが何者かにハッキング??
違う。これはGのスクリーンショット。
え?どーゆーこと?
何かの冗談?
それともGのケータイがハッキングされたのか??
と、混乱する頭をどうにか落ち着け、これはGが何らかの間違いで投稿したに違いないという考えに、やっと至った。
そしてこれに、Gはまだ気づいていないはずだとも、なぜか確信した。
このスクリーンショットがデカデカと、フェイスブックに投稿されていたのどす。
400送るから、キミの口座番号送って。
(400とはつまり400ドル、40万ウォン)
釜山銀行●●●-●●●●
はい。今、400送っといたから。
こんな、どこから見てもごく個人的な、送金のやりとり。
私の口座はばっちりフェイスブックに晒され。
何だか嬉しそうに二カッと笑う、ワタシが送ったスタンプまで。
滅多にかけないGのケータイの電話番号に電話をかける。
…